作品一覧

  • ヘーゲル読解入門(上):『精神現象学』を読む

    ヘーゲル読解入門:『精神現象学』を読む

    ビジネス・実用

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    1~2巻1,584円 (税込)
    人間の歴史は、〈欲望〉の歴史である。 1933年――ドイツでヒトラーが首相として就任した年――パリの高等研究院でアレクサンドル・コジェーヴによるヘーゲル講義がはじまった。本講義にはジョルジュ・バタイユ、ジャック・ラカン、ロジェ・カイヨワ、アンドレ・ブルトン、メルロ=ポンティなど、フランス哲学・文学の中心となる人物たちが多く参加している。 「歴史が何であるかを知るためには、この歴史を実現する人間が何であるかを知らねばならぬ」――コジェーヴは『精神現象学』を精読しながら、プラトンからヘーゲルへといたる哲学と、キリストからナポレオンへといたる歴史とを重ね、動物から人間がいかに生まれ、自然から歴史がどのように発生したかを辿っていく。 フランス現代思想を知る上で避けて通ることのできない記念碑的講義録を、訳者によるあらたなあとがきを加えて、Uブックスで待望の復刊。 【目次】 出版者の覚書 第一章 序に代えて 第二章 『精神現象学』の最初の六章の要約     ──一九三七-一九三八年度、最初の三回の講義の全記録 第三章 『精神現象学』第七章の一般的導入部の解釈     ──一九三七-一九三八年度、第四回及び第五回講義の全記録 第四章 一九三七―一九三八年度講義要約     ──高等研究院・宗教学科の一九三八-一九三九年度年報からの抜粋録 第五章 哲学と知恵     ──一九三八―一九三九年度、最初の二回の講義の全記録 第六章 永遠・時間・概念についての覚書     ──一九三八-一九三九年度、第六回講義より第八回講義までの全記録 第七章 『精神現象学』第八章第三部(結論)の解釈     ──一九三八-一九三九年度、第一二回講義の全記録 訳注 『ヘーゲル読解入門』への後書き
  • 明日の君は、どこにいる? ヘーゲル先生の自己啓発の教室

    明日の君は、どこにいる? ヘーゲル先生の自己啓発の教室

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    久しぶりに会った学生時代の友人からの起業の誘い。その場では簡単に断ってしまったものの、その時から「自分は、このままでいいのか」という疑問が頭をもたげ、消し難いものになった。たどりついたのは、市井の研究者ヘーゲル先生。この根源的で、人の数だけ答えがありそうな問いに、ごまかさずに考えるとはどういうことか。人の生き方をめぐるヘーゲル先生との対話がはじまったーー。本書は、人生の岐路で、納得感のある決断をするための思考の原理を解き明かす本です。ヘーゲル先生との8つの対話を通した主人公の成長物語として楽しめるのはもちろん、人生に迷った時、あなたの足元をそっと照らす「心の羅針盤」となるはずです。夏目漱石、福沢諭吉、ヘーゲル、ホイジンガ、エリクソンなど古典を中心に、読書を血肉にする技術を手にして、あなたの「悩む」「迷う」「考える」を根底から変える自己啓発の書。
  • 深く「読む」技術 ――思考を鍛える文章教室

    深く「読む」技術 ――思考を鍛える文章教室

    ビジネス・実用

    3.2
    1巻1,177円 (税込)
    受験技術をみがけば、大学には受かる。でも「点が取れる」ことと「読める」ことは、実はまったく別。設問から眺め、問題文の型を見抜いて効率的に解答すれば点は上がるが、「読む力」「考える力」は培えない。しかし社会に出れば、「判断と根拠をきちんと展開した文章が書けない」「自分の意見が好き/きらいしか言えない」「そもそも文章が読めていない」現実に突き当たる。ではどうすれば「読む力」がつくのか? 読んでほんとうに理解したうえで自分の思考を紡いでいくにはどんな訓練をすればいいのか? 読み込む技術、考える力・書く力を鍛え、問題解決力をつけるための徹底講座。

ユーザーレビュー

  • 明日の君は、どこにいる? ヘーゲル先生の自己啓発の教室

    Posted by ブクログ

    メモした事
    1. 経験値、経験知が大事 自分が探求すること
    2. 課題解決は根本に戻って そもそもから
    3. 先入観の底を探る、見えてくるものがある
    4. 時間は瞬間の非連続的集合体 その日を摘め
    5. 完全に理解できたものだが本物
    6. 継続性のある仕事、技には生きた知恵がある
    7. 分かり易く思考し、分かり易く表現する
    8. 言葉を磨け 物事の本質は言葉で表現する
    9. 精神が顔をつくる 感情次第でいい顔になる

    どれだけ覚えて 近づけるか!?

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    2025年07月06日
  • 深く「読む」技術 ――思考を鍛える文章教室

    Posted by ブクログ

    本書を読んだことで本を読むたのしさが広がった。

    深く読むには目の前にある文章を読んでいるだけではダメで、「なぜ著者がこの文章を書いているのか」「なぜこの主張をするのか」「なぜこの表現をするのか」を考えなければならない。
    文章を書くことが機を織る、絹を紡ぐ作業に例えられるなら、文章を読むことはそれらを解いていく、分解する作業なのかもしれない。

    ただでさえ速くない読書速度がいっそう遅くなってしまったのは悩みの種だ。

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    2015年03月22日
  • 深く「読む」技術 ――思考を鍛える文章教室

    Posted by ブクログ

    これはいわゆる理系のよみものではないなあ、とまず思いました。
    とっつきが悪い本であり、深く読むための技術書ではありません。

    ある文を深く読むためには、その前後の言葉を含めて、勘案をして類推をするといった言葉が頭に浮かんできました。
    補講を含めて各講の順序もロジカルといったものはまずなく、情緒的というか感傷的というか感情的な流れになっているのでは。
    また文章を、その枠組みと核心との組み合わせととらえていて、その物語が推移していくことを、枠組みが変質していくような捉え方をしているのは新鮮でした。

    気になった点は、次の通りです。

    ・文章を書くということが自分の頭を洗いざらい総点検することだ。
    ・読む・書く・考える・わかる・自分に眼を向ける・自分の既存の理解の枠組み

    ・「百姓」は、百の姓の一つとして、船乗りであってもいいのに、既存の概念から農民という考え方からぬけだせそうもない。
    ・「わかったつもり」は意外に陥りやすく、陥っていながら、なかなか気がつかないものです。・
    ・思い至らないということは、端的には、説明を聞く経験をしてこなかったから
    ・空想とは違い、想像力は、自分の経験した世界やそれと類似した世界を外れてはうまく働かない。
    ・自分の理解の枠組みを絶えず検討する態勢を経験的に自分のなかに組み込むことができるようになるのは、一連の経験を積み重ねる必要がある。

    ・納得するということは、新しい体験と知見を自分のなかに取り込み、それまでの経験と統合させて自分を一つ豊かにすることである
    ・事実と判断には、余計なものが入りすぎていて予断が事実を覆い隠していると言えるほどです。これを脚色された事実という

    ・事実を認定するということは、結局は、文章を的確に読むということです。

    ・対象のおさまる「枠」を発見すること、分析することとは、①全貌がおさまる枠を発見すること、②事態の核心を発見することです。

    ・分析している状態とは次の3つのいずれかである。
      ①漫然とではあっても、全貌がわかっている事態を分析する
      ②分析を通して、浮かび上がってきた事項について、自分の理解の範囲を超えていていて、受け留めかねる
      ③分析が本当に行き詰まってしまっている、自分の理解が吹っ飛んでしまった状態に陥る

    ・二項対立をもちいて提示された事象については、その中で議論をするのではなく、対象を取り巻く環境から、考え直してみること
    ・歴史を語るとき、いきなりその核心から入るのではなく、周辺から話を始めるやり方がある。

    ・歴史について語るとき、その批評、批判を語ること、「理解の枠組み」「思考の枠組み」も容認していて、その本を書いた著者を理解するために心持ちゆっくりと読むことを推奨している。
    ・ここでは、正しいのかどうかということは、扱ってはいない。

    ・第8講は独特である。そのテーマは、行きなずむ想念、余韻、頭で理解するのではなく心で理解をすること、それには、文章のなかには頭ではなく、心で読まなければならないこと。
    ・心には頭で読むより言葉を深く読む力がある。ようは、、深く読むためには、頭でなく、心で読めといっています。

    目次

    はじめに

    第1講 知識を理解に変える
    補講1 「すり合わせ」と「かみ合わせ」
    第2講 事実と判断 ある教室風景を題材に
    補講2 誤字
    第3講 事実と判断 ある教室風景を題材に(続)
    補講3 文章は読むことから
    第4講 「私は馬鹿です」
    補講4 ベクトルの延長
    第5講 人の軌跡に読み取るべきもの
    補講5 できあいの言葉と分析
    第6講 人の軌跡に読み取るべきもの(続)
    補講6 「その発展として」
    第7講 眼を覆うヴェール
    補講7 文脈と現実の脈絡
    第8講 行きなずむ想念
    補講8 「考える」という営み
    第9講 あるべからざる者として
    終わりに
    あとがき

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    2022年11月29日
  • 深く「読む」技術 ――思考を鍛える文章教室

    Posted by ブクログ

    これを読んで「文章」を考えると枝葉のように広がって、もうわっさわさ。
    難しい箇所も多かったけれど、引用文が多方面にわたっていたので読みきれた感じ。引用文が自分の興味に近いと、考察部分もスムーズに。内容とは異なるかもしれないが、自分の好む文章がなぜ好ましいのか、にも出会えたような。

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    2020年05月15日
  • 深く「読む」技術 ――思考を鍛える文章教室

    Posted by ブクログ

    文章の字義的な意味とその奥にあるものを深く追求することで、みずからの内にある既存の理解の枠組みを揺さぶるような読書の仕方を、実際に著者とともに文章について考えていくことで読者が体得することを狙った本です。

    内田樹の『下流志向』や竹内敏晴の『ことばが劈かれるとき』、色川大吉『近代国家の出発』、須賀敦子『トリエステの坂道』、野坂昭如『火垂るの墓』などが取り上げられ、そのほか、網野善彦が「百姓」について新聞記者に語った話や、夏目漱石が久米正雄の「私は馬鹿です」という言葉について評した書簡などについても、深く読み解くことが試みられています。

    著者の解釈は、ときに無手勝流と見えるところがあります。たとえば内田樹に対する著者の批判は、確かに内田がある一定の予断を持って文章を綴っていることや、そうした彼のスタンスと彼が理想とする教育のあり方との間のつながりが断絶してしまっているというところに向けられており、非情に鋭いと感じましたが、その一方で、内田がそこで提示している枠組みそれ自体の意義まで否定することはできず、著者の批判がその部分に及んでいないのは、少し偏っているようにも思えます。ただし、それこそが本書の強みでもあって、読者は著者とともに内田の議論を批判的に検討することで、内田があらかじめ設定している理解の枠組みに揺さぶりをかけて、「読むこと」が同時に「考えること」でもあるというスリリングな体験をすることができるのではないかと思います。

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    2017年07月11日

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