南部さおりの作品一覧
「南部さおり」の「反体罰宣言」「文系法医学者のトンデモ事件簿」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「南部さおり」の「反体罰宣言」「文系法医学者のトンデモ事件簿」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
読んでいて苦しくなる本ですが、私はこの本を読んで、子どもに怒鳴るということが激減しました。
つい子どもにイライラした態度をとってしまう、激しく怒ってしまう大人たちに読んでほしい本です。
子どもをここまで追い詰めてしまう、大人と子どもの上下関係の心理。
直接的な体罰でなくても、激しい叱責、怒鳴り声を浴びせるようなことは人権侵害、虐待にあたると強く認識しました。
自分自身の、子どもに対する態度も改めようと心に誓いました。
私の母は、怒るとヒステリックになるタイプでした。
言い訳になってしまうけど、自ずと育てられたように育ててしまいがちで、自分も余裕がなくなると子どもにたいして激昂して怖がらせてしまいがちでした。
でも、本当にそれは間違ってるな、子どもたちに対して本当によくない態度だったなと心底理解できた気がします。
親とは、それだけで権力になってしまいがちで、絶対に暴君になってはいけないのだと。非力な子どもに対して、意識して一人の人間同士として向き合うべきなんだと。
やっと心底腑に落ちました。
本当に耳を疑うような学校教育現場での悲惨な事例が紹介されています。
学校では、子どもにとって教師というのはある意味親以上に絶対権力と子ども自身がとらえてしまいがちで、教師からの理不尽な指導に追い詰められてしまう心理状態が本当にこわいなと思いました。
自分自身の子育てへの反省と同時に、教育現場へのある意味注視も怠ってはいけないなと。
この本では、子どもを守れなかった親の切実な悔恨の声、加害教師が軽い懲戒処分だけで済んでその後も復帰できてしまうことへの憤り、等強く胸に訴えかけてきます。
これを読むと、子どもらは学校という場所で多かれ少なかれいろんなことを我慢しながら毎日必死にがんばってるんだなと、改めて思いました。
だからこそ、家は安全基地でないといけないんだ、と痛切に思いました。
考えてみれば、この世に生まれてたかだか数年で、毎日決められた時間に登校し、集団行動できてる時点ですごいこと。
低年齢のうちから強制的に社会生活に適応させられ、、ある意味不自然なことをさせられてるとも言える、、。
そう考えると、家でも些細なことで怒られる、、なんて可哀想すぎる!という思いに至り、優しくしすぎてしすぎることはないんじゃないかと、そんな境地にもなりました。
この本を読んだ直後の自分の気持ちを忘れないよう、長々とここに記しました。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「殴られて痛いという自覚症状だけ」で傷害罪?
「酒の席の喧嘩で、赤の他人が巻き添えを食って死亡してしまった」ら暴行罪?
本書は、これまでの刑事判例を斜めの角度から読むことで「裁判所の考え方」を法科学の視点で解説。
法学部出身という異色の法医学者だからこそ見えてくる、刑事判例の「?」を解き明かす。
[ 目次 ]
第1章 法と医のコラボレーション「傷害罪」(1)結果としての傷害
第2章 「生理的機能」の謎「傷害罪」(2)暴行と傷害の関係
第3章 自傷行為は犯罪か?「傷害罪」(3)
第4章 「致死」という犯罪
第5章 「たまたまそこにいた」事件―「過失」の罪
第6章 キング・オブ・故意犯「殺人罪」(1)
第7章 「殺意」はどう決める?「殺人罪」(2)
第8章 死者と霊にまつわる罪
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
犯罪の定義って実に難しいです。
そして殺意に関しても立証するのが
実に難しいのと
迷った場合にはえ、と思われる形式を
取るのが理不尽かもしれませんね。
いろいろなケースが出てきますが
飲酒がらみの事件がかなり多いです。
それと死亡時間があいまいで判断が取りづらいケース
というのもあったりします。
まあ、飲酒のケースは飲んでいなければ
防げたであろうケースがほとんどです。
日本刀で愛する子を殺したケースや
家に帰らなかった娘を包丁を投げて
殺してしまったケースとかは。
人事に思うことでしょう。
でも、お酒が人を大きくするあの力は
いつ、そうなってもおかしくないように思えました。
まあ、難しい部類の本ですが
それよりもこねたがこの方、面白すぎです。
人を惹く引き出しを持ちすぎですよ。