南部さおりのレビュー一覧

  • 反体罰宣言

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    不適切な部活指導で亡くなった生徒たちのエピソード、家族の声が収録されている。
    読むのが苦しかったが、こういう事例があると教員として肝に銘じておかねばならない。

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    2024年12月10日
  • 反体罰宣言

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    読んでいて苦しくなる本ですが、私はこの本を読んで、子どもに怒鳴るということが激減しました。
     つい子どもにイライラした態度をとってしまう、激しく怒ってしまう大人たちに読んでほしい本です。
    子どもをここまで追い詰めてしまう、大人と子どもの上下関係の心理。
    直接的な体罰でなくても、激しい叱責、怒鳴り声を浴びせるようなことは人権侵害、虐待にあたると強く認識しました。
    自分自身の、子どもに対する態度も改めようと心に誓いました。

    私の母は、怒るとヒステリックになるタイプでした。
    言い訳になってしまうけど、自ずと育てられたように育ててしまいがちで、自分も余裕がなくなると子どもにたいして激昂して怖がらせて

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    2023年09月08日
  • 文系法医学者のトンデモ事件簿

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    「殴られて痛いという自覚症状だけ」で傷害罪?
    「酒の席の喧嘩で、赤の他人が巻き添えを食って死亡してしまった」ら暴行罪?
    本書は、これまでの刑事判例を斜めの角度から読むことで「裁判所の考え方」を法科学の視点で解説。
    法学部出身という異色の法医学者だからこそ見えてくる、刑事判例の「?」を解き明かす。

    [ 目次 ]
    第1章 法と医のコラボレーション「傷害罪」(1)結果としての傷害
    第2章 「生理的機能」の謎「傷害罪」(2)暴行と傷害の関係
    第3章 自傷行為は犯罪か?「傷害罪」(3)
    第4章 「致死」という犯罪
    第5章 「たまたまそこにいた」事件―「過失」の罪
    第6章 キング・オブ・故

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    2011年06月07日
  • 文系法医学者のトンデモ事件簿

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    法学と医学をミックスさせた、ユーモアたっぷりで肩肘張らずに風呂で読めるような本。
    おもしれー。この人の研究室もきっと面白いんだろうなー。
    かつて法律を学んだ人も、そうでない人も、読み物として楽しめます。

    こういった、学者さんが書いているけどポップでウィットに富んだ本は最近少なくなったなぁ。。。

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    2010年08月19日
  • 文系法医学者のトンデモ事件簿

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    ネタバレ

    犯罪の定義って実に難しいです。
    そして殺意に関しても立証するのが
    実に難しいのと
    迷った場合にはえ、と思われる形式を
    取るのが理不尽かもしれませんね。

    いろいろなケースが出てきますが
    飲酒がらみの事件がかなり多いです。
    それと死亡時間があいまいで判断が取りづらいケース
    というのもあったりします。

    まあ、飲酒のケースは飲んでいなければ
    防げたであろうケースがほとんどです。
    日本刀で愛する子を殺したケースや
    家に帰らなかった娘を包丁を投げて
    殺してしまったケースとかは。

    人事に思うことでしょう。
    でも、お酒が人を大きくするあの力は
    いつ、そうなってもおかしくないように思えました。

    まあ、難

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    2016年01月12日
  • 反体罰宣言

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    私の高校時代の部活動でも、顧問の暴言・暴力がすさまじかったです。本書に書かれた事例を読んで、あれから数十年経った今でもほとんど変わっていなかったのかと愕然としました。
    こういう本が少しでもスポーツ指導の改善につながってくれればと、心から願います。

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    2022年11月12日
  • 反体罰宣言

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    体罰によって命を奪われた子供たちの、その凄惨な現実。指導する立場の教師がたがを外してしまうのは何故なのか。的確な判断をせず子供を追いこんで行くさまは、戦火の恐怖にも似て戦慄をおぼえた。彼らの届かなかった叫びと、遺族の思い、に日体大が向き合ったことは評価すべきだと思う。これからの教育を担う若者たちが道を踏み外さないよう、この取り組みがその標になるのならば少しは報われるのだろうか。

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    2020年01月06日