南部さおりのレビュー一覧
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読んでいて苦しくなる本ですが、私はこの本を読んで、子どもに怒鳴るということが激減しました。
つい子どもにイライラした態度をとってしまう、激しく怒ってしまう大人たちに読んでほしい本です。
子どもをここまで追い詰めてしまう、大人と子どもの上下関係の心理。
直接的な体罰でなくても、激しい叱責、怒鳴り声を浴びせるようなことは人権侵害、虐待にあたると強く認識しました。
自分自身の、子どもに対する態度も改めようと心に誓いました。
私の母は、怒るとヒステリックになるタイプでした。
言い訳になってしまうけど、自ずと育てられたように育ててしまいがちで、自分も余裕がなくなると子どもにたいして激昂して怖がらせて -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
「殴られて痛いという自覚症状だけ」で傷害罪?
「酒の席の喧嘩で、赤の他人が巻き添えを食って死亡してしまった」ら暴行罪?
本書は、これまでの刑事判例を斜めの角度から読むことで「裁判所の考え方」を法科学の視点で解説。
法学部出身という異色の法医学者だからこそ見えてくる、刑事判例の「?」を解き明かす。
[ 目次 ]
第1章 法と医のコラボレーション「傷害罪」(1)結果としての傷害
第2章 「生理的機能」の謎「傷害罪」(2)暴行と傷害の関係
第3章 自傷行為は犯罪か?「傷害罪」(3)
第4章 「致死」という犯罪
第5章 「たまたまそこにいた」事件―「過失」の罪
第6章 キング・オブ・故 -
Posted by ブクログ
ネタバレ犯罪の定義って実に難しいです。
そして殺意に関しても立証するのが
実に難しいのと
迷った場合にはえ、と思われる形式を
取るのが理不尽かもしれませんね。
いろいろなケースが出てきますが
飲酒がらみの事件がかなり多いです。
それと死亡時間があいまいで判断が取りづらいケース
というのもあったりします。
まあ、飲酒のケースは飲んでいなければ
防げたであろうケースがほとんどです。
日本刀で愛する子を殺したケースや
家に帰らなかった娘を包丁を投げて
殺してしまったケースとかは。
人事に思うことでしょう。
でも、お酒が人を大きくするあの力は
いつ、そうなってもおかしくないように思えました。
まあ、難