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  • なぜ日本企業は真のグローバル化ができないのか―日本版GOM構築の教科書

    なぜ日本企業は真のグローバル化ができないのか―日本版GOM構築の教科書

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    強い日本型グローバル本社のつくり方 「事業のグローバル化」から「経営のグローバル化」へ “日本企業ならではの”経営効率化の仕組みをつくる シーメンス、BASF、LIXIL、日本板硝子、 日本たばこ産業(JT)、京セラ、日立製作所 日独企業の挑戦に学ぶ、GOM構築パターンと「8カ条」 【日本版GOM構築の8カ条】 第1条 事業・地域軸の壁を崩す 第2条 情報をグループ内で「公共財化」する 第3条 機能軸による統制力を強化する 第4条 「守るべきもの」を担保する仕組みを構築する 第5条 GOMを構築し、動かす人材層の厚みを確保する 第6条 グローバルに伝えられる「価値観、行動指針」を“再構築”する 第7条 事業×地域×機能の最適解を議論するマネジメントチームを構築する 第8条 長期にわたるGOM構築シナリオを保持する 日本企業は、グローバルに展開された、各活動のどこを変革し、どこを変えないかを見極める必要がある。 提供する製品・サービス、市場環境によってその処方箋は異なると思われる。 その答えは、おそらく欧米のモデルの模倣ではなく、日本企業独自の事業軸・地域軸を統括するグローバル本社機能を構築することではないか。 本書では、日本企業のマネジメントの問題点(第1章)、海外グローバル企業の事例研究(第2章)、日本企業の取り組み(第3章)、日本型グローバル本社の構築の方向性(第4章)という形で、日本企業ならではの取り組むべきことの処方箋を示している。

ユーザーレビュー

  • なぜ日本企業は真のグローバル化ができないのか―日本版GOM構築の教科書

    Posted by ブクログ

    題名は「なぜ日本企業は真のグローバル化ができないのか」であるが、本書の内容は、その問いに答えつつ、ではどうすれば?ということも論じている。それも、かなり骨太に。
    自分なりに、本書からの学びを整理すると、下記の通り。

    ■グローバル化の仕組みづくりは、単なる制度設計ではないし、ノウハウ的なものでもない。それは、経営の仕組みそのものだし、企業のガバナンスそのもの。従って、部分的に手をつけるといったいったものではなく、全体の改革が必要
    ■時間がかかる。大きな改革と捉えるべきものであり、小手先の問題ではない。何代かの経営者が、取り組み続けて成果が出てくる、くらいに考えた方が良い
    ■やり方は各社各様。何を目指すのかによって、そもそも違うし、各社のビジネスやグローバル化の程度などによって、全く異なる

    骨太で納得感は高いが、経営者でないと取り組めない問題が論じられている。

    0
    2021年01月11日
  • なぜ日本企業は真のグローバル化ができないのか―日本版GOM構築の教科書

    Posted by ブクログ

    少し前の本ですが、改めて色々と参考になりました。「海外展開1.0=本社からの駐在員頼みの個別市場開拓方式」からの脱却に向けて必要な考慮点と先行社の参考事例。

    0
    2026年06月05日
  • なぜ日本企業は真のグローバル化ができないのか―日本版GOM構築の教科書

    Posted by ブクログ

    グローバルオペレーティングモデルに関する事例集と、著者による体系化したもの、そして意見。
    グローバル展開した時に経営管理どうしましょうかね?業界や事業や社風等、企業毎に環境は違うから最適なものを考えないと機能しないよね、って本。
    個人的には良かった。

    0
    2019年02月13日
  • なぜ日本企業は真のグローバル化ができないのか―日本版GOM構築の教科書

    Posted by ブクログ

    なるほどと思わせる記述も多数散見されました。
    個人的には、日本企業がグローバル化ができない理由は、
    経営幹部層の日本人:外国人の比率の悪さだと思います。
    いうならば、日本人を優遇して、外国人を人事面で差別しているからだと思います。

    駐在員制度などは、以前の典型的な海外進出の方法でしたが、
    今は、ほとんど、うまくいっていません。

    もう、こういう制度も、早く完全撤廃した方がいいと思います。
    駐在員制度は、ただ、現地に日本人を送り込んで、連絡係として、
    本社の意向通りに操作したいだけです。

    現地化といっても、現地に本社の意向をよく聞く現地人を、
    安い給料で雇っているだけです。

    優秀な人を、安く雇えることを良しと思っている。
    これは、グローバル化とは、相反する考え方です。
    グローバル化とは、一面の見方では、人事面での公平性のことです。
    こういう差別的な人事を行っている企業には、まず優秀な人材が集まりません。
    つまり、ほとんどの日本企業には、優秀な人は、行きません。

    私は現在中国にいますが、一流と呼ばれる大学の学生は、
    まず日本企業なんかには、行きません。

    まず、将来性がないことと、差別的人事を行っていると、
    多くの学生が知っているからです。現に差別人事を行っています。
    ホワイトカラーで雇って、同じ仕事内容なのに、

    給料レベルで数倍の違いをつけています。
    もし、反対の立場なら、どう思うでしょうか?
    でも、それを何とも思わないのが、日本企業です。

    今は、ネットの発達で、その手の情報が、
    すぐに広まりますから、
    日本企業に行く人材の質は、どんどん落ちています。

    グローバル化の失敗とは、英語ができないとか、組織の仕組みの問題ではなく、
    少なくない日本企業の性質が、グローバル化に適していないからです。

    油が水になれないのと同じ論理です。
    水になるためには、性質を変えないといけませんが、
    それは、公平と平等を受け入れることです。
    もし、それを受け入れるならば、多く日本人職員は、職を失います。

    よって、グローバル化をするには、少なくとも、
    経営陣含めて外国人比率が高いことが、一番確実なグローバル化です。
    少々、組織をいじっても、社内を英語オンリーにしても、
    比率が変わらない限り、何も意味がありません。

    海外現地法人に駐在を置く、置かないというのは、
    本質的な問題ではありません。
    本質的な問題は、経営層が全て日本人に固められているからです。

    外国人に対しての人事は常に閉鎖的です。

    グロバール化という言葉には、いろんな捉え方がありますが、
    人材面での評価の平等性ならば、
    なぜ、経営層に日本人を多く置くのか、わかりません。
    それは、先も言いましたが、公平と平等にすると、
    自分達が不利になるからです。

    この20年で日本企業にはグローバル化の波が押し寄せましたが、
    多くの企業は失敗しました。
    この20年でGDPも上がってませんし、
    労働生産性も企業利益率も上がってません。

    フォーブスに出る世界企業500には、
    日本企業は数社しか残されてません。
    20年前は、数十社が軒を連ねていました。

    この20年で、グローバル化の結果は出ています。
    つまり、多くの日本企業は世界市場の進出で失敗し、
    これからは、ドメスティックな市場争いをするしかなくなりました。
    ただし、国内消費市場も、これから、確実に縮小していきます。
    今も、その混乱が様々な企業活動を行う上で、深刻な問題として、
    発生しています。

    これは、もはや解決不能な問題です。

    0
    2018年03月30日
  • なぜ日本企業は真のグローバル化ができないのか―日本版GOM構築の教科書

    Posted by ブクログ

    益々強まるグローバル化の流れの中で、
    日本人駐在員に頼った日本企業の成長は限定的。
    真のグローバル企業になるためにすべき「GOM構築」の必要性を説いた内容。

    国・文化・(M&Aの場合)会社も異なる海外事業、
    これまでの事業軸だけの管理から、機能軸の管理を強めることで、
    より強い組織足りえるというのが趣旨。
    基本はここにあるが、実現するために経るプロセスとなる組織については、
    企業の現状や考えによって、色々あって良いとしており、
    改めて正解はないのだと感じる。

    ただ、海外売上構成の低い企業については、
    今後の事業拡大に向けては、国内リソースの配分を高める必要があり、
    そのためにも本書に書かれた内容は極めて重要。
    色々と参考になった。

    0
    2016年05月07日

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