横山進一の作品一覧
「横山進一」の「ストラディヴァリウス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「横山進一」の「ストラディヴァリウス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
コンパクトなストラディヴァリウス入門書(弾けるようになるわけではないが)。
ヴァイオリン愛好家でなくともストラディヴァリウスの名前は知っているだろうというくらい有名な製作者とその楽器。弦楽器の撮影をライフワークに定め、そればかりか弦楽器製作にまで手を出したという写真家によるストラディヴァリウスの本である。本書の帯には「かくも人を狂わせる至高の楽器」とあるが、そんなに狂った話は出てこない。アントニオ・ストラディヴァリの生涯と活動した土地クレモナの話題、ストラディヴァリウスの真価を認めた製作者やコレクター、楽器商の話など、ある意味でまとまりはないが、さまざまな話題をバランスよく取り入れている
Posted by ブクログ
私はヴァイオリンに関する本は何冊も読んでいる。だから、著者の体験談以外の部分、つまり、ヴァイオリンに関する知識では新たに得るところはなかった。だが、読んでよかったと思わせる美点がいくつかあった。それはそのまま本書の特徴にもなっている。箇条書きで3つ挙げてみよう。
・冒頭の32ページに渡るカラーページ内のヴァイオリン写真の美しさ
・入門者が知りたいことは網羅されており、コンパクトにまとまっている
・平易な言葉で書かれており、非常に読みやすい
著者の横山氏はストラディヴァリウス(以下ストラド)に憑かれた写真家だけあって、撮影したヴァイオリンの写真は非常に美しい。これは、一見の価値がある。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
誰よりも艶やかに歌う三〇〇歳のプリマドンナ。
「時間」を超えるその価値とは何か?
カラー写真多数。
いまも解明できないその音色の秘密、ニスの謎、億を超える価格…。
多くの人を魅了し、人生を狂わせもした至高の楽器。
パガニーニなど著名な音楽家やヨーロッパ王室との関係など、所有者と名器がたどった数奇な運命とは。
そしてアントニオ・ストラディヴァリは何を成し遂げたのか。
第一人者による決定版。
[ 目次 ]
第1章 ストラディヴァリとは何者か(聖地クレモナ ストラディヴァリの生涯 ヴァイオリン三大名器とは ストラディヴァリウスの特徴)
第2章 謎と伝説(名器の価値はどこにあるか 木材