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  • ストラディヴァリウス

    ストラディヴァリウス

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻932円 (税込)
    誰よりも艶やかに歌う三〇〇歳のプリマドンナ“ストラディヴァリウス”。「時間」を超える、その価値とは何なのか? カラー写真多数。いまも解明できないその音色の秘密、ニスの色、億を超える価格……。多くの人を魅了し、人生を狂わせもした至高の楽器。パガニーニなど著名な音楽家やヨーロッパ王室との関係など、所有者と名器がたどった数奇な運命とは……。そして、アントニオ・ストラディヴァリウスは何を成し遂げたのか。第一人者による、決定版!

ユーザーレビュー

  • ストラディヴァリウス

    Posted by ブクログ

     コンパクトなストラディヴァリウス入門書(弾けるようになるわけではないが)。

     ヴァイオリン愛好家でなくともストラディヴァリウスの名前は知っているだろうというくらい有名な製作者とその楽器。弦楽器の撮影をライフワークに定め、そればかりか弦楽器製作にまで手を出したという写真家によるストラディヴァリウスの本である。本書の帯には「かくも人を狂わせる至高の楽器」とあるが、そんなに狂った話は出てこない。アントニオ・ストラディヴァリの生涯と活動した土地クレモナの話題、ストラディヴァリウスの真価を認めた製作者やコレクター、楽器商の話など、ある意味でまとまりはないが、さまざまな話題をバランスよく取り入れているともいえる。読み物として楽しいのだが、冒頭30ページ以上にわたって、クレモナの風景や楽器の写真などが掲載されているのも目に嬉しい。
     著者の横山氏は1980年代に名器の写真集を何冊か出している(1冊数万円!)が、それを新書版の写真集に編み直してくれればいいのに。

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    2016年02月08日
  • ストラディヴァリウス

    Posted by ブクログ

    著者は世界で最もストラドに出会っている人。
    自身もバイオリン製作者であり、
    ストラディバリウスに魅せられた著者と、たくさんの楽器との出会い、歴史、などが紹介されている。

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    2009年10月04日
  • ストラディヴァリウス

    Posted by ブクログ

    ストラディバリウスなど楽器の写真をずっと撮影してきている写真家が著者。クレモナは湿度の高い日があるとか、楽器の材料になるような森はないとか、面白い話がたくさん。カラーページの代表的な楽器は垂涎の的。写真を撮る時に、事前の準備に十分時間をかけることが書かれていて、興味深い。

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    2009年10月04日
  • ストラディヴァリウス

    Posted by ブクログ

    私はヴァイオリンに関する本は何冊も読んでいる。だから、著者の体験談以外の部分、つまり、ヴァイオリンに関する知識では新たに得るところはなかった。だが、読んでよかったと思わせる美点がいくつかあった。それはそのまま本書の特徴にもなっている。箇条書きで3つ挙げてみよう。

    ・冒頭の32ページに渡るカラーページ内のヴァイオリン写真の美しさ

    ・入門者が知りたいことは網羅されており、コンパクトにまとまっている

    ・平易な言葉で書かれており、非常に読みやすい


    著者の横山氏はストラディヴァリウス(以下ストラド)に憑かれた写真家だけあって、撮影したヴァイオリンの写真は非常に美しい。これは、一見の価値がある。他の人が書いた本の中で、横山氏の写真が使われている本も何冊か見たことがあるが、本書ほど鮮明で大きくは載っていなかったので、本書の写真を見たときのインパクトは大きかった。

    たとえば、”ニスが手につくような輝きを放つ”「メシア」の美しさについて。美しさをいくら言葉で説明しようと試みても、読み手にその美しさを伝えることは困難だ。だが、うまく撮られた写真を見れば一目瞭然である。言わんとしていることが良くわかり、百聞は一見に如かずとは正にこのことだと思わされる。

    ストラドの謎(ニス、木材、音の響き、価格など)や、製作者の生涯など、門外漢がストラドに関して知りたいことは、この一冊で全て知ることができる。「一冊でわかるストラディヴァリウス」というタイトルが相応しいような本である。私がこれまで読んできたヴァイオリンの本の中では、これほどうまくコンパクトにまとまっている本はなかった気がする。素材選びがうまいのだ。

    3大ヴァイオリン以外のオールド・ヴァイオリンの話や、モダン・ヴァイオリン、あるいはヴァイオリニスト列伝まで話を盛り込んでしまうと、まとまりが悪くなってしまっていただろう。類書では、最後に取って付けたように演奏家を列挙しているものも見受けられるが、本書では名器を使った演奏家という視点から「演奏家が愛した名器」という紹介の仕方をしている。この書き方は懸命な選択であるように感じた。

    著者は写真家・研究家という肩書きだが、プロの文筆家と比較しても遜色のないくらい文章が読みやすく、とても好感が持てた。わかりやすい文章は、まとまりの良さを感じさせることにも一役買っていただろう。

    門外漢や入門者の最初の1冊としておすすめしたい本である。

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    2024年11月02日
  • ストラディヴァリウス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    誰よりも艶やかに歌う三〇〇歳のプリマドンナ。
    「時間」を超えるその価値とは何か?
    カラー写真多数。
    いまも解明できないその音色の秘密、ニスの謎、億を超える価格…。
    多くの人を魅了し、人生を狂わせもした至高の楽器。
    パガニーニなど著名な音楽家やヨーロッパ王室との関係など、所有者と名器がたどった数奇な運命とは。
    そしてアントニオ・ストラディヴァリは何を成し遂げたのか。
    第一人者による決定版。

    [ 目次 ]
    第1章 ストラディヴァリとは何者か(聖地クレモナ ストラディヴァリの生涯 ヴァイオリン三大名器とは ストラディヴァリウスの特徴)
    第2章 謎と伝説(名器の価値はどこにあるか 木材の謎 音の謎 ニスの謎)
    第3章 激動のヨーロッパ史と失われた楽器(スパニッシュ・セット タスカン・セット)
    第4章 楽器は誰のものか?(ヴァイオリンに魅せられた三人 ストラディヴァリウスを所有するとは)
    第5章 演奏家が愛した名器(海外の演奏家 日本の演奏家)

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    2011年06月07日

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