横山進一のレビュー一覧

  • ストラディヴァリウス

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     コンパクトなストラディヴァリウス入門書(弾けるようになるわけではないが)。

     ヴァイオリン愛好家でなくともストラディヴァリウスの名前は知っているだろうというくらい有名な製作者とその楽器。弦楽器の撮影をライフワークに定め、そればかりか弦楽器製作にまで手を出したという写真家によるストラディヴァリウスの本である。本書の帯には「かくも人を狂わせる至高の楽器」とあるが、そんなに狂った話は出てこない。アントニオ・ストラディヴァリの生涯と活動した土地クレモナの話題、ストラディヴァリウスの真価を認めた製作者やコレクター、楽器商の話など、ある意味でまとまりはないが、さまざまな話題をバランスよく取り入れている

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    2016年02月08日
  • ストラディヴァリウス

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    著者は世界で最もストラドに出会っている人。
    自身もバイオリン製作者であり、
    ストラディバリウスに魅せられた著者と、たくさんの楽器との出会い、歴史、などが紹介されている。

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    2009年10月04日
  • ストラディヴァリウス

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    ストラディバリウスなど楽器の写真をずっと撮影してきている写真家が著者。クレモナは湿度の高い日があるとか、楽器の材料になるような森はないとか、面白い話がたくさん。カラーページの代表的な楽器は垂涎の的。写真を撮る時に、事前の準備に十分時間をかけることが書かれていて、興味深い。

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    2009年10月04日
  • ストラディヴァリウス

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    私はヴァイオリンに関する本は何冊も読んでいる。だから、著者の体験談以外の部分、つまり、ヴァイオリンに関する知識では新たに得るところはなかった。だが、読んでよかったと思わせる美点がいくつかあった。それはそのまま本書の特徴にもなっている。箇条書きで3つ挙げてみよう。

    ・冒頭の32ページに渡るカラーページ内のヴァイオリン写真の美しさ

    ・入門者が知りたいことは網羅されており、コンパクトにまとまっている

    ・平易な言葉で書かれており、非常に読みやすい


    著者の横山氏はストラディヴァリウス(以下ストラド)に憑かれた写真家だけあって、撮影したヴァイオリンの写真は非常に美しい。これは、一見の価値がある。

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    2024年11月02日
  • ストラディヴァリウス

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    誰よりも艶やかに歌う三〇〇歳のプリマドンナ。
    「時間」を超えるその価値とは何か?
    カラー写真多数。
    いまも解明できないその音色の秘密、ニスの謎、億を超える価格…。
    多くの人を魅了し、人生を狂わせもした至高の楽器。
    パガニーニなど著名な音楽家やヨーロッパ王室との関係など、所有者と名器がたどった数奇な運命とは。
    そしてアントニオ・ストラディヴァリは何を成し遂げたのか。
    第一人者による決定版。

    [ 目次 ]
    第1章 ストラディヴァリとは何者か(聖地クレモナ ストラディヴァリの生涯 ヴァイオリン三大名器とは ストラディヴァリウスの特徴)
    第2章 謎と伝説(名器の価値はどこにあるか 木材

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    2011年06月07日
  • ストラディヴァリウス

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    カラーページのヴァイオリン、ヴィオラ写真が素晴らしい。

    中身も丹念な取材とストラディヴァリウスへの愛にあふれてて、読み応えあり。ストラディヴァリウス所持者の紹介リストなんてのも巻末にあって興味深かった。

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    2011年03月02日
  • ストラディヴァリウス

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    ヴァイオリンという楽器の特殊性を改めて考えさせられる。楽器として実用性が求められる一方で、美術品としての価値を求める人たちもいる。

    個人的には、娘がヴァイオリンを専門に学んでいることから、今まで、弾き方、奏法や曲の解釈ついてはいつも考えてきた。楽器について余り考えてこなかったのは、腕を楽器のせいにしてはいけないという自戒と、学生の身でストラドについて語っても、という気持ちから。以前教わっていた先生は「楽器はついてくるものだから」とおっしゃっていらした。きっとその通りなのだろう。楽器との出会いもご縁のもの、それは人に出会うことと一緒かもしれない。

    演奏のことについて言えば、改めて木の箱が鳴る

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    2019年12月07日
  • ストラディヴァリウス

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    名器をひたすら追って愛でる、ある意味幸せな人生。
    目利きには科学的素養が足りず、科学者に音楽の素養が足りず。
    お互いがうまいこと組んで研究してほしいものだが。
    マイスターが精魂込めて作り上げ、世代を超えて受け継がれる。ファティマか。

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    2013年11月25日
  • ストラディヴァリウス

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    ストラディバリウスとストラディバリの違いって?という素朴な疑問から本書を手にした。結論から言えば発音の違い(イタリア語とそれ以外?)だが、通常楽器はストラディバリウスで作成者をストラディバリと表記することが多い。
    それにしても300年経って本領を発揮する素晴らしい楽器製作をしながら、オープンに後継者を育てなかったというのが残念というか。
    使ってこそ楽器であるが、芸術作品として使われずに保管されてしまうという運命にあるまことに難しい楽器でもある。
    できればストラディバリウスとグァルネリを聞き比べたくなってしまいました。

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    2012年01月20日
  • ストラディヴァリウス

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    写真もあって華やかな本なのだが、他のバイオリンと形がどう違うのかもっと詳しく知りたかった。表面的な内容を広くカバーしている、初心者向けの本。

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    2011年12月27日
  • ストラディヴァリウス

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    誰もが知っている「ストラディバリウス」という楽器に対する著者の愛が詰まっている。

    著者が半生以上をかけて写真を撮り続けてきたストラディバリウスについて書かれている。
    作者のストラディバリの話、当時の時代背景、いくつかのヴァイオリンの話。

    美術品として、楽器として、長い年月を愛され続けてきたすばらしい楽器を知ることが出来る。

    惜しむらくは音が聞けないことだが、それを本に要求するのは無理がある。
    また、聞けても何かを感じ取れる感覚を持っている気がしないという問題もある。

    それでも生きている間に一度、聞いてみたいと思うだけの内容はあった。

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    2011年07月10日
  • ストラディヴァリウス

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    ストラディバリの生い立ちやバイオリンの名器がどのように作られるかといった記述は面白いが、他のバイオリンとどう違うのかとか、その見た目の「美しさ」についてはピンと来ないところがある。

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    2010年07月19日