作品一覧

  • 原発推進者の無念
    3.3
    1巻858円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ながらく原子力推進の仕事に携わってきた著者は、福島第一原発から七キロ、温暖で暮らしやすい富岡町に家を構えた。そして3.11、東日本大震災と原発事故-。突然の避難指示と、改善の進まぬ避難所生活を強いられるなか、原発によって、周辺住民がこんな目にあってはならないと、推進してきた者として、身に沁みて感じるようになる。原子力政策、体制の問題を指摘してきた著者が、関係者として責任を感じつつ、その内実を語る。

ユーザーレビュー

  • 原発推進者の無念

    Posted by ブクログ

    原子力業界に携わり原子力発電の利用を推進してきた筆者が、福島第一発電所の事故で、自身が避難生活に追い込まれてしまった。関係者として、避難生活者として、原子力業界の問題点を示している。

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    2011年10月28日
  • 原発推進者の無念

    Posted by ブクログ

    日本原子力発電(株)に勤めていた北村俊郎氏が、災害時に考えるべきことと今回の東日本大震災で至らなかったことをまとめて書き連ねた一冊。一個人の意見とはいえ、中立的なのですんなり読んでいける。
    でも、豊富な現場業務や海外での学会報告を経験されている様子なのに、これらの観点に基づく提言がほとんどありませんでした。経歴を見るに、文科系の方なので事務屋さんだったのかな。

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    2012年03月14日
  • 原発推進者の無念

    Posted by ブクログ

     著者については私は全く知らない。原発推進者というからには,原子力業界のまっただ中にいたのだろうが,その様子は本書からはあまり伝わってこない。つまり著者はあまり自分の過去や現在を語っていないのだ。なんか,大きな組織がやったこと=他人事のように感じる。あとがきに「苦言は自らにも発したものである」と書かれているのだが,どうも私にはそう感じなかった。
     本書は2部構成になっていて,第1部の「原発事故に遭う」が3分の2くらいをしめており,第2部の「原発を考える」が残りである。
     避難者の生活を垣間見られる1冊として読むのがいいだろう。

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    2012年02月23日

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