ユーザーレビュー 心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか 柿沼由彦 365日、24時間稼動している臓器である心臓。その心臓は交感神経と副交感神経によって制御されています。アクセルである交感神経はノルアドレナリンを出して心臓の動きを亢進させる。ブレーキである副交感神経はアセチルコリンを出して心臓の動きを抑制する。神経の分布は交感神経の方がはるかに多い。なぜ少ない副交感...続きを読む神経で心臓の動きを抑制できるのか?そこには今まで知られていなかった仕組みがあった。 Posted by ブクログ 心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか 柿沼由彦 学者さんの文章ゆえ おもしろおかしく書かれてはいるわけではないので 決して読みやすいとは言えない。 しかし書かれている内容は私たちに新しい知見をもたらしてくれるもので、一般向けにこの本を出版したことには大いに意味があるように思われる。 願わくは、ライターさんによるもっとかみ砕いた より一般向けのもの...続きを読むが出版されると さらによいように思われる。 Posted by ブクログ 心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか 柿沼由彦 アセチルコリン.これまで聞いたことのない物質だったが,本書ですっかりお馴染みになった感じです.心臓の機能の説明から,関連する神経との関連.かなり難しい内容だが,非常に理解しやすい流れだったので,楽しく読めた.副交感神経という訳語が実態を表していないとの説,どんな分野にもあることだが,「副」ではないこ...続きを読むとが分かった.あまり注目されていない研究に目を付けたことが,NNCCSの発見につながったと思う.一連の研究が心臓病に対処できるように発展することを期待している. Posted by ブクログ 柿沼由彦のレビューをもっと見る