加藤伊都子の作品一覧
「加藤伊都子」の「私は私。母は母。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「加藤伊都子」の「私は私。母は母。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
母親との関係に苦悩する娘に向けての本。いくつかの例を挙げながら、その母親とどう付き合っていくか、またどう距離を取ったかまでを記し、更にはその困った母親がいかにしてそうなったのかまで書かれている。特に参考になったのは、最終的に娘はどうすればいいかがパターン別に挙げられていて、実用性もある。この母子モデルは自分の世代より一つ上の世代だなというのが読んでいての感想なので、ピッタリ自分の欲しい案件はなかったのが少し残念である。
けれど、「母の不幸の責任は娘にはない。娘に責任があるのは、娘自身の幸せに対してである」という言葉にはとても救われた。散々母のカウンセラーをやらされた私にとって、自分さえしっかり
Posted by ブクログ
母娘関係を、タイプ別に丁寧に描きながら解説している本。娘側からだけでなく、母親の立場についても社会心理学的観点から描いていて、説得力がある。
特に良かったのは、タイプ別の母親たちと、どのように付き合っていったら良いかということがきちんと描かれているところ。また、自分が実際に母親になった時に、どのようにしたら毒親にならないかということも指南している。
特に下記の箇所は、自分自身が、思い出しながら生きていこうと思えるフレーズだ。
「この世に産んでもらったことの、そして育ててもらったことの最大の恩返しは「よりよく生きる」ことである。よりよく生きるために、母の存在が枷となるなら、枷をはずして前に