作品一覧

  • 真っ向勝負のスローカーブ
    4.0
    遅い直球とスローカーブとフォーク。この三種の持ち球だけで、歴代16位、2041の奪三振を記録した細腕左腕、星野伸之。その緻密な組み立て、勝負術を大公開。球種論、投球論、配球論、そして、門田、落合、清原、松井、高橋ら強打者・好打者との名勝負、福本、山田、村田ら伝説の名選手から学んだこと……。元野球小僧だった、すべての大人のための、最上級の野球講座。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 真っ向勝負のスローカーブ

    Posted by ブクログ

    阪急・オリックス・阪神で活躍した投手・星野伸之氏の著書。
    最高球速130㎞ほどの速球でありながら、スローカーブとフォークを武器に通算176勝を挙げた星野氏。従来の投手像からは相当異端な星野氏はどのようなことをマウンドで考え、投げてきたのか。個人的にすごく興味のあった部分を読み解くことができる、満足の一冊であった。

    0
    2012年10月24日
  • 真っ向勝負のスローカーブ

    Posted by ブクログ

    芸術的なスローカーブで活躍した星野伸之の野球理論。投球術や配球、打者との駈け引き、それに左打者が苦手な話、置きに行く球を決め球に多用した話など、現役時代には聞けなかったけれど聞きたかったような話が満載です。野球というスポーツの奥深さを改めて感じさせてくれる一冊で、これで野球観戦が数倍面白くなること請け合いです。

    0
    2011年11月12日
  • 真っ向勝負のスローカーブ

    Posted by ブクログ

    野球について少しでもお話についていこうと思い何かないかと探していたらこの本にめぐり合った。現役時代、星野投手の投げるスローカーブがあまりにも遅く、これを打たれたら簡単にスタンドに運ばれるんじゃないかと、テレビで見ていた記憶があります。
    しかし、これは星野投手の最大の武器でした、緩急の使い分けが得意な人だったのです。本書では、勝負の極意を書きしたためています。面白く、すぐ読みきってしまいました!

    0
    2009年10月04日
  • 真っ向勝負のスローカーブ

    Posted by ブクログ

    プロ野球史上最も遅いボールで11年連続2桁勝利を挙げたピッチャー星野伸之。
    80キロ台のスローカーブと最速135キロのストレート、そして100キロ台のフォーク。
    この3種類のボールだけで、2,000奪三振をも達成している。
    本書からは、この3種類のボールで如何に打者の狙いを搔い潜り勝利を勝ち得てきたか。
    そして、松井秀喜や清原、落合など球界を代表する打者との対戦を振り返り
    マウンドを降りたからこそ打ち明ける事ができる当時の心理や攻略法を告白している。
    星野伸之といえばプロ野球史上の珍事、中嶋聡の素手キャッチ事件があるが
    そのことにも触れおり、当時の心境を吐露している。
    冒頭で「小学生でもプロの

    0
    2013年11月16日
  • 真っ向勝負のスローカーブ

    Posted by ブクログ

    球速MAX120〜130kmのストレートと最遅86kmのカーブ、フォークのみで176勝2041奪三振上げたサウスポー・星野伸之元投手の自伝。
    名選手との出会いの中で遅い球速をカバーする投球術を学んでいったことが書かれている。
    感想としては全体的に柔らかい論調で、星野元投手の人柄が伝わってくる感じがした。
    しかし時々強い口調になるところもあり、そこはプロとしてのプライドを強く感じる場面として印象的。

    0
    2012年11月22日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!