作品一覧

  • 闇を叩く
    3.0
    1巻737円 (税込)
    人気アーティストの知られざる下積み時代! ドラムを叩きながら歌うという独自のスタイルで世の中の度肝を抜き、いまも変わらぬハイトーンボイスで人気を誇るアーティスト、稲垣潤一。小学校時代、初めて聴いたビートルズに衝撃を受けて音楽に目覚め、以来、中学、高校とバンド活動に明け暮れたといいます。 そんな稲垣少年は高校卒業後、就職先を1日で辞めて地元・仙台で「ハコバン」――キャバレーやディスコなどで生演奏するバンド――の世界に飛び込みました。 ハコバンは、プロではありますが、あくまでローカルでマイナーな存在。いくら実力があっても、必ずしもメジャー・デビューできるとは限りません。挫折し、傷つき、それでも前を見据えて一歩一歩歩んでいく姿を、懐かしの洋楽ナンバーとともに描いていきます。
  • かだっぱり
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    夢と挫折、ドラムと歌の物語。 いまも輝きを放ち続けるアーティスト、稲垣潤一。2013年に出版された最初の自伝的小説『ハコバン70's』は故郷の仙台でバンド活動をしていたころを描いたものだが、今回は舞台を東京に移し、デビュー前のつらいドサ回り生活と、メジャーデビューが決まってからの、あわただしくも充実した日々を描く。 ベトナム帰りの荒くれ米兵、傷害事件が起きても、直後には何ごともなかったように日常を取り戻す新宿歌舞伎町、マネージャーによるギャラ持ち逃げ事件などドサ回り時代の悲惨な話から、メジャーデビュー後、初めて出演した「夜のヒットスタジオ」で起きた大トラブル、「ドラマティック・レイン」を作詞した秋元康との逸話、「ロング・バージョン」を生んだ湯川れい子とのエピソードなどが余すところなく描かれる。 とくに音楽業界の裏側や名曲誕生秘話などは必見!
  • ハコバン70’s
    4.0
    1巻1,375円 (税込)
    あの時代があったから、僕は歌い続ける。「ドラマティック・レイン」「クリスマスキャロルの頃には」などのヒット曲で、日本を代表するボーカリストとして、今も活躍する稲垣潤一がはじめて明かす、ノスタルジーあふれる青春の日々。歌謡曲の黄金時代を迎えた1970年代。阿久悠が沢田研二やピンクレディーなど数多くの歌手に曲を提供し隆盛していたとき、潤一は仙台のクラブの箱バンメンバーとして仲間たちと夢を追い続けていた。

ユーザーレビュー

  • かだっぱり

    Posted by ブクログ

    稲垣潤一さんのデビュー前のバンド時代と、デビュー当時のことを詳細に振り返られている。
    大好きなアーティストなので、感情移入して読んでしまった。

    0
    2018年05月04日
  • ハコバン70’s

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リアルタイムでは知らない筈の
    あの時代の空気を実際に感じることができたような気がする。

    『夏のクラクション』がヒットしていた頃に
    FMラジオ(NHKだったかな)でオンエアされた稲垣氏の特集番組を
    エアチェック(懐かしい響きだ)したテープ(時代だなぁ)を
    繰り返し聴いていたのを思い出す。
    『ドラマティック・レイン』以前の楽曲に
    洋楽のカバーが多いことをちょっと不思議に思っていたんだけど
    この本を読んでなんとなくその謎が解けたような。
    デビュー当時(『エスケイプ』くらいまでかな)は
    POPさよりも大人っぽさが前に出ていたというか
    もっとAOR寄りだった気がする。
    あの頃の曲を改めてじっくり聴きた

    0
    2014年02月01日
  • かだっぱり

    Posted by ブクログ

    著者は、自分のやりたかった音楽でデビューしたわけではなかったのだな。最初からやらせてもらえる人はほとんどいないけど。

    0
    2022年12月17日
  • 闇を叩く

    Posted by ブクログ

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    0
    2020年06月26日

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