作品一覧

  • 源氏物語の影響史
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    1巻14,850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「源氏物語」が日本文学史に及ぼした影響の意義を論ずる。「源氏物語」を光源として中世と近世の文学の一面を新たに照らし出し、逆に光源としての「源氏物語」の意味をも深めようとする試み。
  • 柳沢吉保と江戸の夢 元禄ルネッサンスの開幕
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 五代将軍綱吉の側用人、吉保を軸に江戸文化がみえてくる。フィールドワークと膨大な史料を読み解いた悉皆調査ではじめて捉えた等身大の吉保像。
  • 源氏物語ものがたり
    4.0
    1巻660円 (税込)
    いつ書き始められ、いつ書き終わったのかもわからない。作者の本名も生没年もわからない。それなのに、なぜ源氏物語は千年もの長きにわたって、読者を惹きつけてきたのか? 本文を確定した藤原定家、モデルを突き止めた四辻善成、戦乱の時代に平和を願った宗祇、大衆化に成功した北村季吟、「もののあはれ」を発見した本居宣長……。源氏物語に取り憑かれて、その謎解きに挑んだ九人の男たちの「ものがたり」。

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ユーザーレビュー

  • 源氏物語ものがたり

    Posted by ブクログ


    本書に紹介されている紫式部と源氏物語研究者を並べてみた。
    紫式部   1000年頃
    藤原定家  1162〜1241
    四辻善成  1326〜1402
    一条兼良  1402〜81
    宗祗    1421〜1502
    三条西実隆 1455〜1537
    細川幽斎  1624〜1705
    本居宣長  1730〜1801
    アーサー・ウェイリー
          1889〜1966

    こうしてみると、源氏物語は創作されて以後、途切れることなく、連綿と研究が続けられている。
    本書は、源氏研究の流れを非常に分かりやすく解説している。


    紫式部の創作以降、源氏物語は研究され、蓄積され、古今伝授を通じて次世代へと引き継がれ

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    2024年09月08日
  • 源氏物語ものがたり

    Posted by ブクログ

    源氏物語の研究の歴史を追った本です。
    歴代の主な研究者とその研究内容を紹介しているのですが、一番印象に残ったのは、研究者としては最初に出てくる藤原定家。

    紫式部の時代から200年後に活躍した彼が「源氏物語の本文を確定した」というのは衝撃の事実でしたし、彼が「源氏物語を古典にした」という点も、かなりインパクトがありました。

    源氏物語の内容そのものの理解を目的とした本ではないですが、源氏物語が成立した経緯や、その後の研究の経緯を理解するには、すぐれた本だと思います。
    Oさんが紹介してくれた(しかも貸してくれた)理由が、よくわかりました。

    0
    2014年05月27日
  • 源氏物語ものがたり

    Posted by ブクログ

    源氏物語に魅せられて、その注釈に挑んだ9人の、ものがたり。

    時代の、文化の、連鎖反応。
    時が流れても源氏物語をめぐって何人もの人が研究を続ける。その影響で、また別の文化も生まれる。
    ただの恋愛話ではない、貴族家族友人…源氏物語の魅力を魅せつけられたなと感じる。

    そう言うわたしは、源氏物語、まだ読んだことがない。笑

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    2024年09月25日
  • 源氏物語ものがたり

    Posted by ブクログ

    この著者の前著『教科書の文学を読みなおす』がなかなか面白かったので購入。
    源氏物語の受容史において重要な役割を果たした校訂者・解釈者をたどることで源氏物語の面白さを物語るという凝った本で、著者の源氏物語への愛情が至る所に見え隠れして微笑ましい。
    それにしても、新潮新書の全体的つまらなさは相変わらずなのに、日本文学を扱うとそれなりに面白いので評価に困る(汗

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    2009年10月07日
  • 源氏物語ものがたり

    Posted by ブクログ

    源氏物語がどのように受け継がれてきたのか、ということの概略を知ることができる。藤原定家から始まる源氏研究の執念。源氏物語は特別なものであり続け、おそらくこれからもそうだろ。今後どうなっていくかは、天に任せるしかないのだろう。

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    2024年10月25日

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