三川基好の作品一覧

「三川基好」の「ゼロ時間へ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • ゼロ時間へ
    値引きあり

    小説・文芸

    4.1
    1巻550円 (税込)
    残忍な殺人は平穏な海辺の館で起こった。殺されたのは金持ちの老婦人。金目的の犯行かと思われたが、それは恐るべき殺人計画の序章にすぎなかった――人の命を奪う魔の瞬間“ゼロ時間”に向け、着々と進行する綿密で周到な計画とは? ミステリの常識を覆したと高い評価を得た野心作。

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ユーザーレビュー

  • ゼロ時間へ

    Posted by ブクログ

    邦題がかっこよすぎる。原題ももちろんよい。
    冒頭の「私ならこう書く」推理小説の欠点は、事件が起こるまでの描写ってどうしても退屈に感じてしまってなかなか集中できない…というところだと思うんだけど、しだいに不穏になる空気の作り方がうまかった。そして読み終わってみればさすがクリスティー、そこに全てが詰まっている。無駄なパートがなくてびっくりする。バトル警視のよいお父さんぷりすらちゃんと伏線だった。
    犯人については、資料として載っていた地図のせいで事件が起こってすぐ見当がついてしまったところがある。でも「遺言があると大体金目当て」と前回書いた感想は見事に外れ、ちょっと珍しい動機の犯人だった。賢くすてき

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    2026年07月18日
  • ゼロ時間へ

    Posted by ブクログ

     先日からアガサクリスティにハマっている。ほぼ一気読み。人間関係の複雑さや、大どんでん返しもあり非常に面白い。登場人物が多くて若干混乱しやすいけど、間違わないようにゆっくり読む。再読したらどんな感想を持つか楽しみ。アガサクリスティの作品全て読み倒したい。

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    2026年06月06日
  • ゼロ時間へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりにクリスティー。舞台はイングランドの別荘ガルズポイント。裕福で支配的な未亡人トレシリアンの屋敷に、甥ネヴィル、元妻オードリー、新妻ケイが集い、意図的に不快な三角関係が作られる。本作は論理のミステリとしては脆弱で、心理劇としての誇張が目立つ。一方で、感情の力学を描く点では鋭い。バトル警部は「最も安全な位置」にいながら「他人に疑いを向ける状況」を設計した人物に辿り着くが、謎解きの核心に据えられた自己犠牲は、結果的に犯人の計画を完成させてしまう。そこに心理的必然性の過剰さを感じた。評価は分かれそう。⑤

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    2026年01月24日
  • ゼロ時間へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    見事な構成で読みやすく面白かった。前半の人間関係の緊張感みたいなのも面白く読めた。
    すでに殺人事件が起きているのにどこがゼロ時間?と思っていたら最後にそういうことか、となった。
    何気にネヴィルみたいな人が一番怖い。
    バトル警視がポアロに言及していて、ちょっと嬉しくなった。

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    2025年04月01日
  • ゼロ時間へ

    Posted by ブクログ

    冒頭で、殺人事件を考えることについて、つまりこの小説の書き方について語られる。

    「殺人事件のニュースや小説を読む時、殺人事件の調査をする時、人々は殺人が起きたところから考え始める。しかし殺人は結果なのだ。因果関係はその以前から始まっている。あの目撃者がそこにいたのはなぜ?あの証人が嘘をついたのはどんな感情で?殺人事件に至るまでには、計画があり、多くの偶然により思いもかけない形が作られ、関係者となった人たち性質が影響して、殺人という”ゼロ時間”に集束するのだ。」

    物語の前半は、ある年の月に海辺の町ガルズポイントに集まることになった人々の事情、それまでにした経験が語られる。

     スコットランド

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    2025年03月27日

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