作品一覧

  • 蹴りたがる女子
    -
    「ムエタイ」、「キックボクシング」、「シュートボクシング」、これらの競技を総称して「立ち技格闘技」「打撃系格闘技」と呼んだりする。本書は、こうした「女子立ち技格闘技」の世界で活躍するトップクラスの選手7人にインタビューし、彼女たちの来歴や考え方を紹介するものだ。リング上で華麗かつ激しい攻防を見せる彼女たちはどういう道のりを辿ってここまで来たのか。その過程で何を思い、何を考えてきたのか。そしてこの先に何を見据えるのか。7人それぞれの「これまで」と「これから」を追った結果が、ここにはある。一つ、7選手(と、エピローグに登場する1人)に共通の質問をしている。「これまでの選手生活で、何かを『犠牲』にしてきましたか? したとすれば何ですか?」という問いだ。アスリートの成功は、何かを「犠牲」にしないと成り立たないものなのだろうか。各選手の答えは、バラエティに富んだものとなった。そこも併せてご注目いただければ幸いである。
  • プロレス そのとき、時代が動いた  歴史的事件から学ぶプロレス人生論
    4.0
    トップレスラーたちの「決意」の行動は美しい! たったひと晩、たったひとつの出来事によって、人生がガラリと変わってしまう。うだつの上がらなかった男が突然日本中の注目を浴びるようになったり、不遇をかこっていた人間がいきなり大スターになって巨万の富を得る。子どものころに読んだおとぎ話の現象が、プロレスの世界では時々起こる。 その行動によって、時に新たなキャラクターを獲得し、その闘い絵巻によって観客を魅了していく。本書では選手と事件の解説、その事件から後にどのような影響・展開があったかを説明していく。ぜひ、「あなた(読者)が彼の立場に立ったら、同じように行動できるか?」という気持ちになって読み進めてほしい。
  • 平成マット界 プロレス団体の終焉
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    その終焉、幕引きには必ずドラマがあった! 13団体の関係者が語った内情と舞台裏 『俺たちのプロレス』誌上の連載を書籍化。かつてプロレスと言えば「猪木の新日本」と「馬場の全日本」であった。平成になるとその状況が一変して多団体時代を迎える。花のように咲いては散っていった〝団体の終焉〟を関係者への取材をもとにふり返る。掲載時の原稿に新たな取材を重ねて加筆のうえ再構成した、あの時の事情に迫る1冊。 ジャパン女子プロレス/SWS/新格闘プロレス/W★ING/UWFインターナショナル/FFF/キングダム/レッスル夢ファクトリー/FMW/WJプロレス/全日本女子プロレス/NEO女子プロレス/IGF

ユーザーレビュー

  • プロレス そのとき、時代が動いた  歴史的事件から学ぶプロレス人生論

    Posted by ブクログ

    日本のプロレスは、大相撲を廃業した力道山によって始められた。戦後の復興の中、街頭テレビでの勇姿に、国民は酔いしれた。

    力道山の死後、高度経済成長の中、世界の強豪と渡り合った、東洋の巨人ジャイアント馬場。

    モハメッド・アリと死闘を繰り広げるなど、ジャンルを超えた闘いで世間と勝負し続けた、燃える闘魂アントニオ猪木。

    彼らに続くレスラーたちの、歴史的な分岐点を捉え、「自分の人生に置き換えたらどうなるか」という等身大のテーマで、切り込んでいく好著。

    炎の飛龍。革命戦士。関節技の鬼。四次元殺法。剃刀戦士。虎ハンター。超人。完全無欠のエース。不沈艦。風雲昇り龍。エルボーの貴公子。格闘王。わがままな

    0
    2017年01月29日
  • 平成マット界 プロレス団体の終焉

    Posted by ブクログ

    主に平成以降の団体の終焉について描いた一冊。

    当然ながらインディが多く、知ってる話も多かったものの、改めて振り返ることができた。

    0
    2023年09月24日
  • 平成マット界 プロレス団体の終焉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    不定期刊行のMOOK「俺たちのプロレス」で
    連載されていたコラムに書き下ろしを加え、一冊にまとめ
    たモノ。著者の高崎計三氏は、最近よく目にするプロレス
    関係のライター。元ベースボールマガジン所属なのに、週
    プロには関わることなく、それなのにプロレス系を書いて
    いる、という不思議な人(^^;)。

    タイトル通り、平成期に終焉を迎えた13のプロレス団体に
    ついて、関係者へのインタビューを交えながら当時の状況
    を振り返る回顧録。取り上げられているのは、以下の通り。

    ジャパン女子・SWS・新格闘・W★ING・FFF・Uインター
    ・キングダム・夢ファク・FMW・WJ・全女・NEO・IGF

    ・・・この

    0
    2023年06月21日
  • 平成マット界 プロレス団体の終焉

    Posted by ブクログ

    それなりに長くプロレスとプロレス界を見てきた身としては覚えていることもそれなりあったが、知らない間に無くなっていた団体もあり、その最後が知れたのは興味深かったし、当時は世に出(せ)なかった当事者の発言には新発見があった
    ついついプロレス団体の最後はお金や人間関係でモメて険悪な雰囲気だったんだろうな。という偏見を持っていたが全てがそうではなかった事を知れて良かった

    第二弾がもし出たら間違いなく買う

    0
    2023年05月20日
  • 平成マット界 プロレス団体の終焉

    Posted by ブクログ

    マニアックな本ですな笑
    「しくじり先生」的に楽しく読めました。
    でも「自決」とかもあるので、
    そう軽い話でもないかもしれませんが。
    カネとエゴまみれの業界みたいに思えますが、
    「仕組み」だと思いますね。
    やはり「仕組み」が脆弱なのだと思います。
    ただ、かといって
    ガチガチの仕組みを見せられたら、
    それはそれで面白くないのですけどね…
    難儀な業界だと思います。

    0
    2025年05月11日

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