清水保俊の作品一覧
「清水保俊」の「機長の決断 日航機墜落の「真実」」「最後のフライト ジャンボ機JA8162号機の場合」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「清水保俊」の「機長の決断 日航機墜落の「真実」」「最後のフライト ジャンボ機JA8162号機の場合」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
1985年8月に群馬県御巣鷹山に墜落した日航123便。この事故に関しては多数の書籍がありますが、本書は長年フライトエンジニア(航空機関士)としてB747型機の運行に携わってきた著者が、事故機から回収されたボイスレコーダー、フライトレコーダーの記録と自らの経験を重ね合わせて、あの時123便のコクピットではどのような状況であったのかを推測するノンフィクションです。
地上を走る自動車とは異なり、エンジン推力を絞っただけでは飛行速度も高度も下がるわけではない飛行機をいかに制御して安定した飛行を実現しているのかという点が詳しく述べられています。
高校物理で出てくる程度の数式で事故機の挙動を解析し、事故原
日航123便の事故当時を検証しながら、別の可能性を物語にしています。
検証部分は少し難解な部分がありましたが、物語としては十分に楽しめます。
臨場感あふれるコクピット内の様子、乗務員の努力、機体の様子の描写に夢中で読み進めました。
Posted by ブクログ
一機のB747-200にまつわる二つのストーリー、それぞれ1990年と2007年、が交互に進行。コックピット内の様子がリアルに描かれ飽きない。
このB747-200、二階席へは螺旋階段を登る。一度乗ってみたかったが、残念ながら機会がなかった。
カンニング竹山氏が解説を書いている。なんで?と思ったが、ご本人はかなりのヒコーキオタクらしい。「これまで飛行機に関するさまざまな本や雑誌を読んできましたが、ここまでこと細かに機体について書き記した作品はなかったと思います」。
これで中身がどんなモノか、想像がつくだろう。たとえば、「220ノット近辺を通過するときに機体が微かに振動した。747型機特有