河上邦彦の作品一覧

「河上邦彦」の「飛鳥を掘る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 飛鳥を掘る
    5.0
    1巻1,485円 (税込)
    謎の「石」「京(みやこ)」「古墳」―――見えてきた実像! 酒船石は導水施設ではない、亀形石は「亀」ではない。石舞台古墳の下には「潰された古墳」がある!広く張りめぐらされた地下水道網の機能とは? 丹念な発掘が通説の過ちを暴き、地中から現れる事実が4キロ四方の豊饒な文明空間「飛鳥」の実態を浮かび上がらせる。(講談社選書メチエ)

ユーザーレビュー

  • 飛鳥を掘る

    Posted by ブクログ

    飛鳥というと、点在する「謎の石」や古墳のイメージが先に立つが、本書が面白いのは、それらを"用途不明の遺物"で終わらせず、「石と水で組み上げられた都のシステム」として編み直しているところ。石造物は移動・転用で文脈を失いがちだが、酒船石を占い遊興施設として読む仮説を置くと、宮廷の快楽と呪術が同じ空間で呼吸し始める。さらに、飛鳥京苑池(白錦後苑)や嶋宮を「見世物の庭園」にとどめず、生産・備蓄も抱えた禁苑として捉えることで、政治・経済・儀礼が一本化され、都が"運用されている感じ"が立つ。

    また、石溝がゴミ処理・トイレ・防火・冷却まで担う多目的インフラだという指

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    2025年12月23日

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