作品一覧

  • ハロー、ジーニアス
    4.0
    1~3巻649~693円 (税込)
    「キミを我が第二科学部にスカウトしたい」 陸上の特待生として入学したものの脚を故障した竹原高行に唐突な勧誘の声がかかる。勧誘主の海竜王寺八葉は常識外れの優れた頭脳をもつ“ジーニアス”だったが、無謀な色仕掛けをしたり、実験に没頭するあまり風呂にも入らない、行動も常識外れの女子だった。 仮入部した第二科学部で彼女に振り回される高行。彼を勧誘した海竜王寺の真意は、そして二人の関係の行方は!?
  • シニガミライジング
    -
    1巻671円 (税込)
    星野伊佐美。一昔前のアイドルみたいな名前だが屈強な身体を持つ裏の『掃除屋』。ぶっきらぼうに仕事をこなす日々のなか、桜条凛と運命の出会いをはたす。 桜条凛。山の手の旧家の子息にして色白で線の細い美少年。頭はきれるが、少し生意気、かなり世間知らず。 とある事件をきっかけに奇妙な共同生活を始めた二人は、泣いたり笑ったりしながら次第に強い絆を作り上げていく。しかし、事件の裏に隠された陰謀が二人に迫る。そして立ち現れる死神の影――。 不可避な宿命に寄り添い、抗う物語。
  • 私と彼女と家族ごっこ
    3.5
    1巻649円 (税込)
    ボロアパート「八十陰荘」。 そこは悪食大学教授をはじめ、肉体派和美人や元神童・現人間のクズ、やや色ボケの気のある女性にマッドサイエンティストと《普通》の枠に収まらない変人が揃いに揃った魔窟であった。この度そこに、教え子と駆け落ちした小学校教諭の私と、私が愛するその教え子の二人が加わってさらに混迷を極めることになり――だがその時、不思議な事が起こった。ある日を境に、住人たちは私と少女を自らの『肉親』であると認識し始めてしまったのだ。天涯孤独の私と、家族の愛に飢えていた少女は、その温かい《家族ごっこ》の関係に身を委ねかけるが……。

ユーザーレビュー

  • ハロー、ジーニアス

    Posted by ブクログ

    読みやすくて、けれど軽くなんて無い、いい青春物語だ。構成も描写もうまくて、新人作品のつもりで読んでいたらびっくりした。要チェック作家です。
    ジーニアスという存在、それが生み出した様々なテクノロジー、少子化、そういったSF的な設定が背景にあるのだけど、文中ではそれらについて説明口調にはならず、奇妙な伏線張りもせず、でもしっかりと物語の中で活きてる。なんともうまいなあと思う。
    ラノベらしい、続きを予感させる定番の締め方にもソツが無い。というか早くこの物語の、この作家の続きを読みたいと願う。

    0
    2010年12月30日
  • ハロー、ジーニアス

    Posted by ブクログ

    学園都市、異能に近い天才、夢破れたスポーツ特待生 キーワードだけ並べると安易なものを感じないでもない。

    学生街の描かれ方、設定、人物たち。僕としては結構お気に入り。キャラクターは一歩間違えるとハルヒのでき損ないになり、学園都市もありがちなモノになってしまうところを、少子化やらジーニアスの設定でねじ伏せている感じ。
    良い感じのの読み切りで終わったなと思いながら、続きなり物語が幾らでも妄想できるのは良い感じ。続くとしても安易にせず作り込んで欲しいなと思う。

    0
    2010年10月13日
  • 私と彼女と家族ごっこ

    Posted by ブクログ

    教師が小学生と駆け落ちするという、近頃洒落にならない設定です。
    それが背景にあるため、ハラハラしながら読みました。

    0
    2016年02月28日
  • 私と彼女と家族ごっこ

    Posted by ブクログ

    小学校教諭と教え子の駆け落ちという、なかなかお目に掛かれない設定です。
    二人が駆け落ちした先は変人が集うボロアパートで、そこに謎の現象「家族ごっこ」が発生します。

    濃密な設定が三重に展開されてる割には、全てを上手に使って話が綺麗にまとめられております。
    ただ、出来れば上下巻にして、もう少し丁寧な展開をして欲しかったようにも感じますね。

    0
    2013年12月10日
  • 私と彼女と家族ごっこ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たまに何も考えずにふらふらっと書店に行くとふらふらっと本を買ってしまいます。
    今回もなんていうかジャケ買い?
    見た目で買ってしまいました。
    最初の数ページを読んだところで外で読むときはカバーをかけようと思うこと数瞬w
    そういえば昔、ツイッターで某2流だか3流だか知らない映画監督に「2次元ロリコン主義者」とか決めつけられたなあ…的なことを思いつつ…。
    だんだんとあれあれ、これSF? 的な展開になりつつ。
    家族ってなんだろう。家族ってなんだろう。と考え。
    最後はすっきりとラブコメディでした。
    うん、なんていうか人は生きていきながらいろいろ失うんだけど、いつかはそれを補い合うことができるってことだ。

    0
    2013年07月21日

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