水田陽の作品一覧
「水田陽」の「スクール=パラベラム」「ロストマンの弾丸」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「水田陽」の「スクール=パラベラム」「ロストマンの弾丸」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
これまで戦争屋と言える相手と戦ってきただけに、あくまでも学園の生徒でしか無い今回の敵はちょっと特別感を覚えたな
京四郎と違って軍事の世界に身を置くわけではない柳がどこに居たかといえば、才能を愛する五才星学園。けれど学園という枠に収まらない暴力的な才能は学園において彼をあぶれ者としてしまう。結果、己の才能を正しく使う事が出来ずに居る
そのような存在が敵と成るこの巻だからこそ、キーヒロインとなるのも才能に敗北した宮古となってくるのだろうね
宮古も才能を持つ側の人間だけれど、これまでキーヒロインと成った紗衣や風香とはまた趣の異なるタイプ。2人が自分の才能と直面し、その才能が示す道で戦っていたり振り
Posted by ブクログ
詠美ちゃん、前巻ラストで思わせ振りに顔見せした際は京四郎の平穏を完全無欠にぶち壊す巨悪に思えたけど、普通に良い人だこの人……!
約束は律儀に守るし、生徒達の安全だけでなく感情面も慮っている。裏取引は行いつつ、敗れても恨み節に走ったりもしない
こんな人に迷惑掛けるとか京四郎の方が悪人じゃん……
さておき、今回のメインとなるのは風香だね
第1巻登場時はふわふわした言動からその本性が掴み辛かった少女。1巻時点の情報で自分なりに彼女について解釈したつもりだったけど、この巻を読んでその思い違いを痛感させられたよ
この2巻はこちらの先入観をぶん殴ってくるかのような話だったね
コスフェスという学生の実
Posted by ブクログ
多弁さを介して自身の有能をひけらかす主人公、なんて導入を見た時はどういう感情を抱けば良いか判らなかったよ(笑)
自分は無能だと言いつつ世間的には超有能みたいなタイプよりかはマシかも知れないけど、鼻に付くレベルの才能を豪語する様に引かなかったと言えば嘘になる
だからこそ、そんな主人公・京四郎が父親への嫌がらせの為に自分の才能を腐らせるなんて展開には逆に興味を惹かれてしまったな
主人公は序盤からキャラが濃いし、舞台となる五才星学園も設定が濃い
それだけに次いで登場するヒロイン達の印象が弱いのではないかと一瞬思ってしまったほど
けれど、読み進める内に初見ではキャラが弱いと思えてしまう有り様にこ
Posted by ブクログ
治安の非常に悪い、無法都市と化したロストマンズ・キャンプを舞台に繰り広げられる異能力とマフィアのアクション。
地の文がぎっしり。情景描写がとても繊細で、キャラクターの抱く葛藤や悩みなどが読んでいて分かる。またキャラクターに盛られた設定がとてもよかった。気配を殺すことが出来る異能力に、植物を金属状に変化させて戦う異能力など珍しさが目を引く。
キャラクター同士の掛け合いもよかった。まるで洋画を見ている雰囲気のある軽口の応酬。ああいう軽口の応酬が入るのは個人的には好み。言葉選びにはセンスがあるので見習いたいところではある。
ただ個人的に言えば、そう、これは感想だから言わせてもらうけれども、主人公が