作品一覧

  • スクール=パラベラム~最強の傭兵クハラは如何にして学園一の劣等生を謳歌するようになったか~
    4.0
    1~3巻836円 (税込)
    ※この青春には銃弾と爆薬が付属します※ やあ諸君、本作の主人公にして《ほとんど万能》でおなじみ、久原京四郎だ。それでは本作のあらすじを説明しよう。その、あれだ、天才だらけで倫理がやばい学園が舞台で、綺麗どころの女子がたくさん出て、ひょんなことから事件に巻き込まれて、色々爆発して、ぱかぱか銃を撃って、たまにピンチっぽい時もあるけど、実は世界中で活躍する無敵の傭兵こと俺がなんとかする学園青春アクションエンタテインメント作品です。……なに? 説明が雑?ええい黙らっしゃい。アクションものなんて主人公が活躍してなんぼなの!それでいつもめちゃくちゃ面白いだろうが、まったく……。もっと説明が必要?あとは綺麗どころの女子が攫われたり、ところどころにエモい雰囲気のシーンが挟まったり、俺が痛快なアクションをかましたりする。……と、まあ、概ねそんな感じだ。え? どこに「青春」があるのかって……?いやいや、あるって、あれだから。……具体的な内容については、もう買って読んだ方がはやいやつだから!実際に読まないと伝わらない面白さとか、そういうのだから!じゃああの……俺、次の用事があるからそろそろいくね?……あれ? ……「青春」? あるよな……? ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • ロストマンの弾丸
    3.5
    1~3巻759~825円 (税込)
    歪んだ街を疾る、ハイスピード異能バトル! 悪党たちが巣食う街、旧都トーキョー、通称ロストマンズ・キャンプ。 “植物を金属状に変えて操る”異能を持つ未那は、覆面のヒーロー「ビークヘッド」として活動しながら、母を亡くした十年前の事件について探っていた。 あるとき、ビークヘッドの正体について示唆する手紙が届き、未那は差出人のもとに赴く。モーテルの一角で対峙したのは、“存在を感知されない”異能を持つ、フリーランスの運び屋・東だった。 東は、未那をマフィア「名誉ある橙」の相談役である前堂に引き合わせる。 未那は前堂と取引することで、因縁の敵であるヴィトーの居場所をついに突き止めるのだがーー。 映画のようにスタイリッシュな物語と、圧巻の描写に熱狂する。第15回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。 ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

ユーザーレビュー

  • ロストマンの弾丸

    Posted by ブクログ

    主人公にあたえられた超常的能力はかなりのものなのだけれど、敵も強いし、正体をかくして孤独な戦いを続ける上では、なかなかいいバランスだったと思います。敵を個人的に恨んで復讐をはたそうとするのではなく、社会そのものをより良くするという発想もなかなか斬新で、そういう主人公の造形がとてもリアルで納得のいくものになっていたのも良かったです。
    主人公が万能ではないので、周りの助けを得ながら戦っていくあり方も良かったですし。なかなか気持ちの良いシリーズでした。

    0
    2025年10月18日
  • スクール=パラベラム 3~若き天才たちは如何にして楽園を捨て、平凡な青春を謳歌するようになったか~

    Posted by ブクログ

    これまで戦争屋と言える相手と戦ってきただけに、あくまでも学園の生徒でしか無い今回の敵はちょっと特別感を覚えたな
    京四郎と違って軍事の世界に身を置くわけではない柳がどこに居たかといえば、才能を愛する五才星学園。けれど学園という枠に収まらない暴力的な才能は学園において彼をあぶれ者としてしまう。結果、己の才能を正しく使う事が出来ずに居る
    そのような存在が敵と成るこの巻だからこそ、キーヒロインとなるのも才能に敗北した宮古となってくるのだろうね

    宮古も才能を持つ側の人間だけれど、これまでキーヒロインと成った紗衣や風香とはまた趣の異なるタイプ。2人が自分の才能と直面し、その才能が示す道で戦っていたり振り

    0
    2025年02月28日
  • スクール=パラベラム 2~最強の傭兵クハラは如何にして学園一の美少女を怪獣に仕立てあげたか~

    Posted by ブクログ

    詠美ちゃん、前巻ラストで思わせ振りに顔見せした際は京四郎の平穏を完全無欠にぶち壊す巨悪に思えたけど、普通に良い人だこの人……!
    約束は律儀に守るし、生徒達の安全だけでなく感情面も慮っている。裏取引は行いつつ、敗れても恨み節に走ったりもしない
    こんな人に迷惑掛けるとか京四郎の方が悪人じゃん……


    さておき、今回のメインとなるのは風香だね
    第1巻登場時はふわふわした言動からその本性が掴み辛かった少女。1巻時点の情報で自分なりに彼女について解釈したつもりだったけど、この巻を読んでその思い違いを痛感させられたよ
    この2巻はこちらの先入観をぶん殴ってくるかのような話だったね

    コスフェスという学生の実

    0
    2024年07月27日
  • スクール=パラベラム~最強の傭兵クハラは如何にして学園一の劣等生を謳歌するようになったか~

    Posted by ブクログ

    多弁さを介して自身の有能をひけらかす主人公、なんて導入を見た時はどういう感情を抱けば良いか判らなかったよ(笑)
    自分は無能だと言いつつ世間的には超有能みたいなタイプよりかはマシかも知れないけど、鼻に付くレベルの才能を豪語する様に引かなかったと言えば嘘になる

    だからこそ、そんな主人公・京四郎が父親への嫌がらせの為に自分の才能を腐らせるなんて展開には逆に興味を惹かれてしまったな


    主人公は序盤からキャラが濃いし、舞台となる五才星学園も設定が濃い
    それだけに次いで登場するヒロイン達の印象が弱いのではないかと一瞬思ってしまったほど
    けれど、読み進める内に初見ではキャラが弱いと思えてしまう有り様にこ

    0
    2024年07月22日
  • ロストマンの弾丸

    Posted by ブクログ

    治安の非常に悪い、無法都市と化したロストマンズ・キャンプを舞台に繰り広げられる異能力とマフィアのアクション。
    地の文がぎっしり。情景描写がとても繊細で、キャラクターの抱く葛藤や悩みなどが読んでいて分かる。またキャラクターに盛られた設定がとてもよかった。気配を殺すことが出来る異能力に、植物を金属状に変化させて戦う異能力など珍しさが目を引く。
    キャラクター同士の掛け合いもよかった。まるで洋画を見ている雰囲気のある軽口の応酬。ああいう軽口の応酬が入るのは個人的には好み。言葉選びにはセンスがあるので見習いたいところではある。

    ただ個人的に言えば、そう、これは感想だから言わせてもらうけれども、主人公が

    0
    2024年09月26日

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