スクール=パラベラム 3~若き天才たちは如何にして楽園を捨て、平凡な青春を謳歌するようになったか~
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スクール=パラベラム 3~若き天才たちは如何にして楽園を捨て、平凡な青春を謳歌するようになったか~

ラノベ
836円 (税込)

4pt

4.0

それを、きっと青春と人は呼ぶのだ。

やあ諸君、本作の主人公にして《ほとんど万能》でおなじみの久原京四郎だ。
この自己紹介もそろそろ飽きてきたな……。

今回は最初からトップスピードだ。

ここまで空気だった《キングダム》のやつらが風香の活躍に怖れをなして今さら俺たちを襲撃しはじめた。今さら。この期に及んで。
そこに《ストレングス》の極悪番長まで加わって五才星市のバイブスが高まるなか、残念なことに《プロの傭兵》の俺は、テロリストや犯罪者相手にはめっぽう強くても、民間人である一般生徒に何も手出しできないのであった。

……あれ、今回の俺、もしかして役立たず?

そもそも、問答無用で学園最大規模のイベントをぶち壊した怪獣系美少女の有馬風香とか、誰でも裏切るわりに実は繊細でかわいい雪代宮古とか、この学校にいる間は誰も殺すなって約束させたキュートな霧島紗衣とかにも、ちょっぴり責任はあると思うんですよね。

とはいえ、そこはご存じ久原京四郎。
どんなハンデがあろうとハッピーエンドを迎えてしまうナイスガイである。
逃亡劇、銃撃戦からラブコメ挟んで突入劇、最後はサシのステゴロまでフルセットでお見せしよう。

銃弾飛び交う学園青春バトルアクション、青春へ至る第3巻!

※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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  • スクール=パラベラム~最強の傭兵クハラは如何にして学園一の劣等生を謳歌するようになったか~
    836円 (税込)
    ※この青春には銃弾と爆薬が付属します※ やあ諸君、本作の主人公にして《ほとんど万能》でおなじみ、久原京四郎だ。それでは本作のあらすじを説明しよう。その、あれだ、天才だらけで倫理がやばい学園が舞台で、綺麗どころの女子がたくさん出て、ひょんなことから事件に巻き込まれて、色々爆発して、ぱかぱか銃を撃って、たまにピンチっぽい時もあるけど、実は世界中で活躍する無敵の傭兵こと俺がなんとかする学園青春アクションエンタテインメント作品です。……なに? 説明が雑?ええい黙らっしゃい。アクションものなんて主人公が活躍してなんぼなの!それでいつもめちゃくちゃ面白いだろうが、まったく……。もっと説明が必要?あとは綺麗どころの女子が攫われたり、ところどころにエモい雰囲気のシーンが挟まったり、俺が痛快なアクションをかましたりする。……と、まあ、概ねそんな感じだ。え? どこに「青春」があるのかって……?いやいや、あるって、あれだから。……具体的な内容については、もう買って読んだ方がはやいやつだから!実際に読まないと伝わらない面白さとか、そういうのだから!じゃああの……俺、次の用事があるからそろそろいくね?……あれ? ……「青春」? あるよな……? ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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    どんな銃弾でも、この大怪獣には勝てない。 やあ諸君、本作の主人公にして《ほとんど万能》でおなじみ、久原京四郎だ。 元気してる? 俺は逮捕されたり偉い人に怒られたりしてるけど元気だよ。 それでは今回のあらすじを説明しよう。 俺の友人には有馬風香という、美しさだけで世の中わたってるような、俺も一目置くほどのとんでもない女子がいる。 今回のお話は、制服コンテストにモデルとして出ることとなった有馬風香が学園の陰謀に真っ向から立ち向かい、大怪獣としてすべてを滅茶苦茶にするまでを描いた学園青春エンタテインメント、ということになる。 あれ? 真打・久原京四郎の出番はって? いや、学園の制服コンテストに傭兵の出番とかあるわけないじゃないの。今回の俺はのんびり日常パートを担当……って、なんだと? 『制服コンテストの裏に国際テロリストの陰』? 『自宅・公道・水族館――あらゆる場所で繰り広げる大迫力の銃撃戦』? えー、どうやら無敵の傭兵こと久原京四郎は、風香ちゃんのために今回も八面六臂の大活躍だそうです。 大活躍なんていらないから、みんなで鍋パーティとかやろうよ。ダメ? ダメか……。 まあいい、荒事は俺に任せておけ。存分にやっていいぞ、風香。 銃弾飛び交う学園青春バトルアクション、すべてをなぎ倒す第2巻! ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • スクール=パラベラム 3~若き天才たちは如何にして楽園を捨て、平凡な青春を謳歌するようになったか~
    836円 (税込)
    それを、きっと青春と人は呼ぶのだ。 やあ諸君、本作の主人公にして《ほとんど万能》でおなじみの久原京四郎だ。 この自己紹介もそろそろ飽きてきたな……。 今回は最初からトップスピードだ。 ここまで空気だった《キングダム》のやつらが風香の活躍に怖れをなして今さら俺たちを襲撃しはじめた。今さら。この期に及んで。 そこに《ストレングス》の極悪番長まで加わって五才星市のバイブスが高まるなか、残念なことに《プロの傭兵》の俺は、テロリストや犯罪者相手にはめっぽう強くても、民間人である一般生徒に何も手出しできないのであった。 ……あれ、今回の俺、もしかして役立たず? そもそも、問答無用で学園最大規模のイベントをぶち壊した怪獣系美少女の有馬風香とか、誰でも裏切るわりに実は繊細でかわいい雪代宮古とか、この学校にいる間は誰も殺すなって約束させたキュートな霧島紗衣とかにも、ちょっぴり責任はあると思うんですよね。 とはいえ、そこはご存じ久原京四郎。 どんなハンデがあろうとハッピーエンドを迎えてしまうナイスガイである。 逃亡劇、銃撃戦からラブコメ挟んで突入劇、最後はサシのステゴロまでフルセットでお見せしよう。 銃弾飛び交う学園青春バトルアクション、青春へ至る第3巻! ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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    Posted by ブクログ

    これまで戦争屋と言える相手と戦ってきただけに、あくまでも学園の生徒でしか無い今回の敵はちょっと特別感を覚えたな
    京四郎と違って軍事の世界に身を置くわけではない柳がどこに居たかといえば、才能を愛する五才星学園。けれど学園という枠に収まらない暴力的な才能は学園において彼をあぶれ者としてしまう。結果、己の才能を正しく使う事が出来ずに居る
    そのような存在が敵と成るこの巻だからこそ、キーヒロインとなるのも才能に敗北した宮古となってくるのだろうね

    宮古も才能を持つ側の人間だけれど、これまでキーヒロインと成った紗衣や風香とはまた趣の異なるタイプ。2人が自分の才能と直面し、その才能が示す道で戦っていたり振り回されていたりするのに対し、宮古が能力を発揮しようとする方面は才能とは別方向。彼女は己の才能から逃げていると言える
    才能ある者が己の才能を他者より高めようと切磋琢磨する五才星学園にて、己の才能から目を逸らそうとしている。それが為に宮古と柳が同類であると見えてくる

    ならば戦う事しか取り柄がない京四郎が二人と向き合う上で何が出来るのかという点が今回の主題だったのかな
    これまでの事件が彼に響いたのか、京四郎は無闇に自分を大きく見せようとしなくなったね。情けない自分もありのままの自分も直視して、それでも戦う事を選んでいる。戦いしか出来ないと諦めるのではなく、己は戦えるのだと道を選んでいる
    それは己の才能を直視できない宮古や柳とは決定的に異なる姿

    京四郎は己の才能、戦闘能力を用いて学園を守ろうとする。対する宮古や柳は鏡面のように学園を壊そうとする。それはまるであの学園に対する愛憎の違いを反映しているかのよう
    柳相手であれば、京四郎は戦う力を用いて制圧して柳の望みを打ち砕いてやるのだって造作はない。けれど、宮古相手にそれは許されないね。何故なら京四郎にとって愛する学園とは施設の話ではなく、そこに通う生徒を含めた話であり、友だちになった宮古をも含むのだから

    そう考えると、京四郎にとって対立する柳すら守る相手という話になってくるね。京四郎が父親相手に語った武装した不良生徒達を撃たなかった理由に深みが増す気がするよ
    柳率いる不良達は確実に一線を越えている。けれど、そんな相手だって学園の生徒であるならば、彼らを撃ち殺してしまえば学園の平和は乱れてしまう。それは京四郎の守り方ではないわけだ

    なら京四郎と宮古の相性が早い段階から悪かったのは当然なのかもしれない
    京四郎が周囲の多くを守ろうとする存在ならば、宮古は己を含めて全てを壊そうとする存在。彼女のやろうとしている事と京四郎の目指す道は反目する
    ただ、宮古は京四郎程には徹底した人間には成れなかったのは救いなのかな。というより、才能に絶望しても夢を諦められなかった彼女は己が掲げた目的さえ完遂できる程の強さも無かった
    才能を破壊する為に誰を傷付けても構わないと成り下がった柳とは違う彼女だから、京四郎は彼女と寄り添えるし、彼女の甘さに付け込んで彼女を守ると宣誓できる
    それは何よりも意固地になっていた宮古の心を解きほぐすものだね
    でも、それによって宮古の方向性が完全に様変わりするなんて思わなかったけども。一瞬にして恋する少女になっちゃったよ、どうするのよあれ……。ただ、あれはあれでとても高校生らしい青春に満ちた心変わりであったように思えるよ

    京四郎のすべき事に迷いはなく、宮古も才能に苦しんだ己から脱却する道を選べた
    ならば、後は気持ち良く敵を倒すだけ。だからって、柳とタイマン張るなんて思わなかったけどね
    傭兵の京四郎であるならば決して採らない戦い方。あのような泥臭い根性の比べ合いをしたのは京四郎があの学園で普通の学生らしさを手に入れたからなのだろうと思うと感慨深い
    でも、傭兵としての京四郎を失ったわけでもないから、普通の学生らしさからあぶれてしまった柳に傭兵の道を紹介できたのだろうな…


    エピローグは勝利の報酬として特別な非日常が描かれるのではなく、在り来りな日常風景が
    けれど、それこそが京四郎の手にしたかったものであり、これから宮古が藻掻きながら生きていく場所であり、また風香達と楽しく過ごしていける日常なのだろう
    それは才能を競い合う学園らしくない光景かもしれないけれど、とんでもなく羨ましい学生生活なのだろうとも思える気持ちの良いラストでしたよ

    0
    2025年02月28日

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