伊藤邦雄の作品一覧
「伊藤邦雄」の「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文(2024/10/2発売分まで)」「危ういROEブーム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「伊藤邦雄」の「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文(2024/10/2発売分まで)」「危ういROEブーム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
700ページ以上。中身の充実度と同じくらいの重量感。やや難易度高めの項もあるが、経営者、管理スタッフなど経営計画を策定する人には最適。これ一冊で、本質と実務がわかる。
何より、至近の日本企業におけるムーブメントについて。株主志向や横文字満載なKPI、ESG、ROEなどの端緒の解説からスタートする。「日本企業は利益の落伍者であると揶揄されていた。その価値転換を起こしたのは2014年経済産業者から発表された通称伊藤レポート。海外の投資家に日本企業に投資する際に想定する資本コストの水準を質問したところ、平均でROE 7.2%だった。少し上回る水準の8%を目標とした」そう、著者が伊藤レポートの作成者
Posted by ブクログ
かの「伊藤レポート」で有名な一橋大学伊藤教授による著作(の第2版)。極めて体系立てて論理的に、会計と財務の理論を実際のマーケットデータをもとに分析し、ケーススタディを活用しながら解説。企業価値評価について包括的に網羅されており初学者から上級者まで幅広く参考になる書籍。ブリーリーらの「コーポレート・ファイナンス」やマッキンゼーの「企業価値評価」が企業価値評価関連の教科書だが、純粋な日本語書籍で非常に良いスタンダートとなり得る本が登場した印象。内容はやや学術的や理論面を重視している感があるが、伊藤教授が著したのでそれは当然か。実践に適用するにはもう少し簡素化が必要であろうが、厳密な会計・財務的解釈