伊藤邦雄のレビュー一覧

  • 企業価値経営

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    やはり、企業価値をご専門とし、会計、ファイナンス領域で企業価値を論じることに強みのある先生なのでは、と改めて再確認しました。

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    2024年09月18日
  • 企業価値経営

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    700ページ以上。中身の充実度と同じくらいの重量感。やや難易度高めの項もあるが、経営者、管理スタッフなど経営計画を策定する人には最適。これ一冊で、本質と実務がわかる。

    何より、至近の日本企業におけるムーブメントについて。株主志向や横文字満載なKPI、ESG、ROEなどの端緒の解説からスタートする。「日本企業は利益の落伍者であると揶揄されていた。その価値転換を起こしたのは2014年経済産業者から発表された通称伊藤レポート。海外の投資家に日本企業に投資する際に想定する資本コストの水準を質問したところ、平均でROE 7.2%だった。少し上回る水準の8%を目標とした」そう、著者が伊藤レポートの作成者

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    2024年05月01日
  • 企業価値経営 第2版

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    かの「伊藤レポート」で有名な一橋大学伊藤教授による著作(の第2版)。極めて体系立てて論理的に、会計と財務の理論を実際のマーケットデータをもとに分析し、ケーススタディを活用しながら解説。企業価値評価について包括的に網羅されており初学者から上級者まで幅広く参考になる書籍。ブリーリーらの「コーポレート・ファイナンス」やマッキンゼーの「企業価値評価」が企業価値評価関連の教科書だが、純粋な日本語書籍で非常に良いスタンダートとなり得る本が登場した印象。内容はやや学術的や理論面を重視している感があるが、伊藤教授が著したのでそれは当然か。実践に適用するにはもう少し簡素化が必要であろうが、厳密な会計・財務的解釈

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    2023年09月04日
  • 企業価値経営

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    企業価値経営の理論から実践まで、体系的にまとまった超良書。分厚くて一見難易度が高そうだが、アカウンティングとファイナンスの基礎が少しだけあれば読破できる。

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    2022年02月26日
  • 新・現代会計入門 第4版

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    学生時代お世話になった伊藤邦雄先生の財務会計のテキストの改定版を社会人になって久々に購入。
    一つ一つの章に仕分けの例と理論的・歴史的背景が丁寧に記載されていて、教科書ながら楽しく一気に読み切ることができた。財務会計について復習するにはもってこい。
    ただし、経営指標の読み解きに割く分量は少なめなので、その点はほかの本でカバーする必要。

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    2020年04月12日
  • 新・現代会計入門 第3版

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    ネタバレ

    伊藤レポートの生みの親である、日本を代表する会計学者、伊藤邦雄教授による会計学の総合的な教科書。

    第3版は、IFRSが及ぼす日本の企業会計への影響に多くのページが割かれている。

    企業会計に関するあらゆる論点が、包括的に網羅されており、かつ引き合いに出されている実例も2016年や2017年度の最新のものが使用されており、実感としても現代の会計の最新ガイドだと感じられる。

    これほどまでに包括的な会計関連の書籍が、たった三千五百円程度で入手できるのはある意味お買い得だと思う。

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    2018年10月26日
  • 新・現代会計入門 第3版

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    IFRSへのコンバージェンスの流れ、日本基準との差異の解説を通じて、会計理論を概観できる。
    また、会計基準の変更と社会へ与えるインパクトについても記載があり、会計学研究の入口を概観できる。

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    2020年07月11日