赤井奉久の作品一覧
「赤井奉久」の「「格安航空会社」の企業経営テクニック(TAC出版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「赤井奉久」の「「格安航空会社」の企業経営テクニック(TAC出版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
LCCのビジネスモデルを分かり易く解説した本。ポイントは以下の通り。
(1)低コストを実現する手法
①フェリー・電車の顧客を取り込む為、飛行距離は短距離のみ。
②機材コスト削減の為、機種は1種類のみ。
③早朝深夜も飛行し航空機の稼働時間を増やす。
④乗継にかかる手間を省く為、2地点の往復のみ。
⑤機内の座席数を増やす。
⑥機内サービスの絞込み、一部有料化。
⑦空港利用料削減の為、「第2の空港」を活用。
⑧自社HPのみでのチケット販売。
⑨自社HPや機内に広告を貼り、収入源に。
(2)LCCの事業リスク
①燃油価格高騰の影響を受け易い。(「安さ」を売りにできなくなるから。)
②単一機種の航空
Posted by ブクログ
ここ数年話題になっているLCCだが、そもそも1972年にアメリカで始まったものらしい。
ビジネス雑誌で、この手のネタは読んだことがあったが、より掘り下げて書かれている。
ビジネスモデル10項目
1から2時間の短距離
機種は1つにする 部材を少なくするためとパイロットの免許を機種ごとに用意する手間を省くため
稼働を多くする、往復運航させる
サービスの絞り込み
席を多くする
混雑しない空港を選ぶ
自社ホームページでのネット販売、代理店を入れない
付加サービスを積極的に売り込む
広告費を抑えて、マスコミへアピールする
また格安にすると、当然人件費も削っていかないといけないが、人を人として認めること
Posted by ブクログ
最初のLCCは、サウスウエスト航空。1971年。
低運賃、短距離直行便。
次がジェットブルー航空。ITを武器にした。
路線は短距離、使用する機種は一種類、737かA320。稼働時間を長くする。2地点間の単純往復運航。座席を多くする。サービスを絞り込む。第2空港を使用する。機内サービスの有料化。ネット販売。付加サービスを売る。
低コスト+高稼働率がカギ。高い稼働率を保てる機体規模を採用する。
それを忘れて失敗したのがピープルエキスプレス航空。
燃料費高騰のリスク、単一機種であることのリスク。
ファミレスやLCCが合皮や革張りのシートを採用しているのは、清掃に時間がかからないという理由が