作品一覧

  • ウクライナ現代史
    4.5
    1巻880円 (税込)
    ロシアの侵攻で甚大な被害を受けたウクライナ。人種・言語・宗教をはじめ政治思想や多くの歴史的事件を網羅して特異な国の本質を明かす。
  • 私はガス室の「特殊任務」をしていた 知られざるアウシュヴィッツの悪夢
    4.0
    1巻968円 (税込)
    アウシュヴィッツ収容所で殺されたユダヤ人同胞たちをガス室から搬出し、焼却棟でその遺体を焼く仕事を強制された特殊任務部隊があった。生き残った著者がその惨劇を克明に語る衝撃の書。
  • 資本主義って悪者なの? ジグレール教授が孫娘に語るグローバル経済の未来
    3.7
    1巻1,408円 (税込)
    孫娘の素朴な疑問にやさしく答え、資本主義の問題と未来を一緒に考える。 「格差が人を殺すってどういうこと?」 「マルクスっていったい何をした人なの?」 「負債がふくらみ続けているのはどうしてなの?」 「どうして不要なものを買ってしまうのかな?」 「だとしたら、資本主義は悪者なの?」 ――まあ、資本主義が生みだした弱肉強食の理念は、根本的に打破されるべきだが、科学やテクノロジーで得た素晴らしい成果は保持されるだけでなく、向上させなければならないと思っている。人の仕事や才能、発明は我われすべての人類に共通する利益に使われるべきで、一部の人間の満足や贅沢、権力のためだけにあってはならないのだよ。  さてと、私たちの夢でもある新しい世界を実現できる条件などについてはあとで話すとして。その前にまずは、資本主義がどこから来たのかを話させておくれ。 (第1章 「資本主義って何?」より) もっと気軽に資本主義やグローバル経済について話し合おう!
  • 神と科学 世界は「何」を信じてきたのか
    3.5
    「科学+偶然」だけで説明するには 世の中は“不合理”すぎる。 フランスで25万部突破のベストセラー教養書! 宇宙学・物理学・生物学・聖書・歴史・哲学… 最新の証拠をもとに 「世界を動かすもの」の正体をとことん深掘り。 「科学」と「宗教」の とてつもなく面白い考察&対話へようこそ! ・アインシュタイン、ガリレオ、ダーウィン… 「科学的発見vs.宗教」の意外な歴史 ・なぜ世界の偉大な科学者たちは、それでも神を信じているのか? ・「100年分のノーベル賞受賞者研究」で見えてきたもの ・宇宙の始まり=ビッグ・バン。その「前」には何があった? ・ナチスやソ連による宇宙学者たちへの弾圧が意味することとは ・「生命の誕生」を再現しようとした科学者がぶつかった壁 ・「人を殺してはいけない理由」を、説明できますか? ・聖書が、「世界一のベストセラー」となった背景は? ・「イエス・キリスト」とは何者なのか? ・ユダヤ人やイスラエルはなぜ、特別視されている? 読めば「世界の見え方」が変わる。 不安定で雑然とした国際社会の「なぜ?」をひもとくヒントになる。 学校でもニュースでも教えてくれない「本物の教養」を身につけよう。
  • シューベルトの手当て
    3.5
    1巻2,640円 (税込)
    重度の自閉症患者、認知症の高齢者、終末医療を受ける患者のかたわらで、 20年以上にわたってチェロを弾きつづけてきたフランス人チェリスト。 音楽がもたらす癒しと出会いの体験をつづった感動の物語。 2021年のフランス「音楽家の本」賞を受賞し、 英語、ドイツ語をはじめ4カ国語に翻訳された話題の書がついに邦訳!
  • フランス人は子どもにふりまわされない 心穏やかに子育てするための100の秘密
    3.5
    フランス人に学ぶ、ママの100の心得。 パリ在住のアメリカ人ジャーナリスト、パメラ・ドラッカーマンの世界的大ベストセラー本『フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密』のエッセンシャル版。
  • 子どもの味覚を育てる 親子で学ぶ「ピュイゼ理論」
    3.0
    味覚教育理論の基本として世界中でひろまっている 「ピュイゼ理論」のすべてがこの1冊に。 子どもに味わうことを教えるとは、食べものや飲みものから 幸せな経験を得ることを時間をかけて教えることです。 五感を働かせて感じた「味覚」を言葉で表現しましょう。 フランスの「食育」「味覚教育」のスタンダード 「味覚の目覚め10回コース」を日本版に大幅改訂。
  • 理不尽な国 ニッポン
    -
    1巻2,750円 (税込)
    今日の日本は外国からどう見えているのか?20年以上滞日経験のある著者がフランス人に向けて書いたベストセラーだが、日本人が読んだほうがはるかに面白い現代日本社会エッセイ。

ユーザーレビュー

  • ウクライナ現代史

    Posted by ブクログ

    本書はフランスの本の翻訳である。彼の国では、日本の新書に相当するような、専門的な研究等も踏まえながら、一般読者向けに色々な事柄を説くような本が多く出ている。実際、フランスのその種のシリーズを翻訳したシリーズも見受けられる程なのだ。
    本書はウクライナやベラルーシを専門とする政治学者が2021年11月に送り出した本を基礎としている。2022年2月以降の事態を踏まえた序章を含め、若干の加筆が在るという。
    本書には「独立後30年とロシア侵攻」という副題も添えられている。正しくその「独立後30年とロシア侵攻」という事象を巡って、考える材料を提供するという形になっている一冊であると思う。
    中世から現代まで

    0
    2022年09月18日
  • フランス人は子どもにふりまわされない 心穏やかに子育てするための100の秘密

    Posted by ブクログ

    フランス式の子育てや、人生観についての本。
    子育て論は割とシビアに感じたが、個人的にはとても共感できた。
    日本の子ども中心の子育てに疑問を持っているので。

    0
    2015年06月13日
  • 神と科学 世界は「何」を信じてきたのか

    Posted by ブクログ

    信じるか信じないかはあなた次第です、
    という所だが、本書は「いる」という根拠を
    様々な分野から示している。
    単に読み物として面白いし、各分野の
    入門編としても良いのではないかと思う。

    まぁ、この世界が極めて緻密な状態で
    成り立っているのは事実だし、科学の進歩は
    それを証明し続けているように思うし
    人体についても、NHKでやっていた「人体」を
    見ていると、細胞レベルから信じられないくらいに
    緻密に作られているし…「いる」としても
    全く不思議は無いよな、と改めて思った。

    巻末の様々な数字、年表、用語集などの
    付録も良かった。

    0
    2025年10月03日
  • 私はガス室の「特殊任務」をしていた 知られざるアウシュヴィッツの悪夢

    Posted by ブクログ

    どうしても強制収容所跡地が見たくなって、学生時代にドイツを訪れたことがある。何故かアウシュビッツにこだわって結果諦めざるを得なかったのだが、旅程の関係でダッハウへ行った。アウシュビッツにこだわったのは、そこが有名でアイコン的だったからだと今になって思う。両収容所におけるガスによる大量虐殺の違いや収容者の違いを当時は知らなかったから。世間知らずで、希望が叶わず残念に感じながらもダッハウも強烈な悲劇を残していて、それで胸がいっぱいになった。その夜、現地で知り合った友とドイツの酒場に入り、ドイツ人と日本人が生まれながらに抱える宿痾のような定めを考えた。

    本書は、アウシュビッツで生き残った著者による

    0
    2024年10月21日
  • シューベルトの手当て

    Posted by ブクログ

    チェロによるアートセラピーの記録。著者の体験やスタッフ共同の実験による様々な効果に、なるほどと納得。音楽のそれも生の音による音楽の力は素晴らしい。著者の生い立ちや(特にモスクワ時代の酷い状況での学びなどが印象的)家族の話など交互に語られ興味深かった。
    シューベルトの手当てというタイトルだが選ばれている曲は多岐に渡り、それも面白かった。

    0
    2024年05月09日

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