作品一覧

  • 王子失踪す
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    「あんたは子供の顔をした淫婦だわ」――。8歳の娘とミカちゃん人形の間に恋愛バトルが勃発。はたして父親は家庭の安寧を守れるか。王子をめぐる争いがフツーの一家を惨劇に陥れる表題作ほか、予想のつかない展開と飛び切りシニカルな笑いに悶絶必至! 退屈な毎日に倦んだ紳士淑女に贈る、タブーとエロス満載の艶笑滑稽譚。
  • 戦争×漫画 1970-2020
    完結
    3.8
    全1巻2,200円 (税込)
    漫画家たちの「戦争」アンソロジー 漫画家の感性が「未来の戦争」の予感を、戦時への想像力で捉えた作品を集め話題を呼んだ「ビッグコミックオリジナル戦後70周年増刊号」を底本に再編集し、追加原稿も多数収録した増補愛蔵版アンソロジー。 排外主義と非寛容。世界全体を覆うきな臭さは、すでに新しい「質」の戦争が起きているとも考えられる。 漫画家の想像力は果たして「戦争」をどう表現するのか。 水木しげる、山上たつひこから浅野いにおまで異才・鬼才・天才……日本を代表する漫画界の傑物たちの描く「戦争」。小説家等の寄稿も多数収録。角田光代の「漫画の自由さと豊富さ」と題する書き下ろしも収録。
  • 冷馬記 1
    完結
    -
    全3巻759円 (税込)
    ギャグマンガのカリスマ、『がきデカ』の山上たつひこが小説を書き、 マルチに才能を広げているギャグマンガ家、『傷だらけの天使たち』『月光の囁き』の喜国雅彦が作画をする奇跡のコラボが実現!!!! 漫画界に激震が走る!!!! 思ったことを知らぬ間に口にしてしまう男と、顔が歪んだ義弟の二人が 繰り広げる珍道中。第1巻は旅に出る前のお話。奇想天外な笑いの世界に あなたを誘います。
  • 羊の木(1)
    完結
    3.7
    全5巻792円 (税込)
    ギャグ漫画の巨匠2人が奏でる「不安」「願望」そして「笑い」の先にある物語! ――とある日本の地方都市が、犯罪を犯し刑期を終えた元受刑者を地方都市へ移住させる政府の極秘プロジェクトの試行都市となる。市長は一般市民には何も知らせずに元受刑者の過去を隠し転入させるというこの更生促進事業を受け入れた。移住するのは、凶悪犯罪を犯した11人の元受刑者。はたして、このプロジェクトの行方は!? 貴方の隣人が凶悪犯罪を犯した元受刑者だったら。罪償いし者達と罪未だ犯さざる者達の輪舞! ここに開幕!
  • 火床より出でて
    3.8
    1巻891円 (税込)
    鬼才が放つ恐るべきハードボイルドミステリ! 誘拐されて殺された目も鼻もない子供。彼は黒い山肌を這い登ってゆく。誰も待つことのない賽の河原をさまよいつづける――。 男は大きな夢を持っていた。それは、殺人事件の加害者の心の暗部に直接働きかけるケア・センターづくり。しかし、その慈愛に満ちた男はいったいどこに消えてしまったのか。 彼との再会を願う殺人犯の娘のため、探偵は過去の闇へと分け入る。そして、すでに解決したと思われた事件は、探偵の前に驚くべき異なった貌を現わす。 コミック界の鬼才が、ミステリに挑戦して大きな反響を呼んだ傑作、待望の文庫版を電子化! 『追憶の夜』を改題のうえ、加筆改稿して新たに世の中に問う問題作。 著者プロフィール 山上たつひこ(やまがみたつひこ) 1947年徳島県生まれ。70年、ポリティカルフィクション「光る風」。72年、ギャグ作品の「喜劇新思想体系」。74年、「がきデカ」。87年、初の短篇小説「カボチャ通り」を発表。

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ユーザーレビュー

  • 戦争×漫画 1970-2020

    Posted by ブクログ

    戦争を題材にした漫画を集めたもの。この漫画を手に取ってみる人はどれくらいいるのだろう。また買って読む人はどれくらいいるのだろう。
    戦争を知らない自分も含めて、戦争とは何かを正しく理解できるのだろうか。
    でも漫画を通して理解できることは少なくはないはずだ。

    0
    2021年09月28日
  • 羊の木(1)

    購入済み

    映画から来ました

    作者の名前が。
    こち亀の人の昔のペンネームに、似てました。
    日本の人口が減ったらいつかこうなる日もあるのかな。と思ったら続きを読まずにはいられない。

    0
    2020年02月08日
  • 羊の木(1)

    購入済み

    いい意味で気持ち悪い

    よくもまぁこんな気持ち悪いもん描いたなって思います。(誉め言葉)ヒューマンドラマ系が好きな人にはお薦めです。その中でも明るい系、感動系が好きな人は辞めた方がいいです。

    1
    2019年11月27日
  • 羊の木(1)

    Posted by ブクログ

    「危ういバランス感の上に繰り広げられる日常」

    元受刑者を地方都市へ移住させる政府の極秘プロジェクトが巻き起こす、ある漁村の顛末記。山上たつひこのストーリーと、いがらしみきおの記号的で空虚な絵のタッチが不思議なマッチングを見せている。日常風景に民俗的なホラーとギャグが重なり、展開の緩急も読めない。名作の低予算映画を見ているような、マンガでは珍しい魅力があった。怖い(気持ち悪い)もの見たさの感覚が刺激され続ける。最終巻の最後ではちょっとしたタネ明かし的な一幕もあり、意外と読後感は良い。
    (本多正徳)

    0
    2016年01月21日
  • イブニング 2014年6号

    海賊と呼ばれた男!

    「海賊と呼ばれた男」がコミカライズ版だけど読めて嬉しい~。持ち運びに便利だから、小説版も電子書籍で読めたらいいのにな。

    0
    2014年04月22日

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