横川和夫の作品一覧
「横川和夫」の「降りていく生き方 : 「べてるの家」が歩む、もうひとつの道」「少女期夢を抱きしめて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
アトムの保育方針に100パーセント同意はしないが、さまざまな気づきがあった、という意味で星5。
この保育園のキーワードはおそらくぶつかり合いだと思う。読んでいると結構な回数それに類する表現がでてくる。
一方で、ぶつかり合いが目的化しているようにみえてくる。おそらくは信頼関係を築くために、相手の本心を同定する必要があり、そのためにはぶつかり合いを通して相手の生の心のありようを描き出したい、ということなんだと思う。
でも、それってぶつからないとわからないものなのだろうか。
自分の小さな箱からでる方法という本がある。
軋轢を乗り越え、より高次の関係に昇華するための方法論についての書籍だ。
Posted by ブクログ
アトムの子育てのあり方、中でも保育士の親に対するアプローチが印象的。こんな教育をしているところが、2000年ごろからあったことを驚くとともに、まだまだ広がっていないことへ問いが立てられた。
「人間臭さ」は読んでいて温まる話だが、自分にそれができているかと言われると...というところに壁がありそう。
【教育に大切なことは】
・幼児期から人間は、遊びやけんかを繰り返す中で、異質の人間とぶつかり、自分と相手の間に距離感を知り、生きる力を学んでいく。アトムの保育の特色は、保育士だけでなく子ども同士、親とのぶつかり合いを大切にしていることだ。子どもはもちろん、家族まるっと支援する姿勢がアトムにはある。