山口謡司の作品一覧
「山口謡司」の「あ゛ 教科書が教えない日本語」「てんてん 日本語究極の謎に迫る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山口謡司」の「あ゛ 教科書が教えない日本語」「てんてん 日本語究極の謎に迫る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
初めて手にした時から、読み終えるのに長い時間を要したのは何故か、考えてみた。というのも、読み終えた今、なかなか面白い内容だったと思ったにも関わらず、途中ずーっと読まずに放置していたから。
考えてみたら、このところ、雑踏の中にいても、電車の中にいても、人々の話し声を聞かなくなってしまった。突然耳に届くのが外国語だったりすることがよくある。「表現する」っていうのは、書き言葉だけで完結するものではなくて、音声や身振りも含まれるわけで、その辺りのバランスが自分の中で崩れてきているからだと気づいた。
そういう意味からして、今回この本を読み終えたというか、再読したのはとても良かった。
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに 1000年に一度の改革期
第1章 あ″い"う"え"お″の誕生
第2章 学校が教えない「あいうえお」の秘密
第3章 国語の授業は謎だらけ
第4章 濁音の不思議
第5章 五十音図の功罪~忘れられた「いろは歌」のこと
<内容>
マンガで書かれる「あ゛」や「き゜え″~」」の表記。そこには通常の「あ」や「きえ~」では表現できない感情が込められている。そこからスタートして、「五十音図」の由来や歴史(つまり、五十音図を使わないといけなくなったわけ=方言では戦争時に話が通じない…)などを解いていく。納得の話だ。ただ第3章で、高校の国語の指導要領が変