作品一覧

  • ローマ建国伝説 ロムルスとレムスの物語
    3.0
    1巻990円 (税込)
    ローマ建国をめぐる英雄 ロムルスとレムスの生と死 大叔父の謀略により、生後すぐ捨子とされた王家の正系、双子のロムルスとレムス。2人は狼と牧人に養われ、長じて大叔父を討つが、ロムルスとレムスが覇を競い、ロムルスが勝者となってローマを興す――ローマ建国伝説である。この物語を、古代の史書等に拠りつつ、ロムルスの生涯を柱に再話。併せて物語を構成する諸要素を分析し、その意味を探る。
  • ギリシャ神話集
    3.3
    紀元後2世紀頃、ローマの一般大衆へギリシャの神話世界を伝えるために編まれた、277話からなる神話集。壮大なギリシャ神話の全容を網羅的に扱うためか、神話の骨子や人物の事績等がきわめて簡潔に綴られていて、作者は事典的性格を意図したものと推測される。作者のみが伝える神話要素も含み、ギリシャ神話の研究者・愛好家必読の書。本邦初訳。
  • トロイア戦争全史
    4.2
    1巻990円 (税込)
    トロイア戦争の全貌を伝える144話の物語。壮大なギリシャ神話の一大要素、トロイア戦争を主題とするギリシャ、ラテンの古典作品は数多い。しかし、いずれもが戦争の一部を記すのみで、その全容を語るものはない。本書は、これら古典群の記述をジグソーパズルを組み上げるように綴り合わせ、発端から終焉に至るまで、戦争の推移と折々のエピソードを網羅して、その全貌を描いた物語である。(講談社学術文庫)

ユーザーレビュー

  • トロイア戦争全史

    Posted by ブクログ

    トロイア戦争の全体とその時代の人間、ギリシャの神々の関わりを把握するのに適した本。文章も読みやすく、またストーリーも楽しめる。

    0
    2012年05月24日
  • トロイア戦争全史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    壮大なギリシャ神話の一大要素、トロイア戦争を主題とするギリシャ、ラテンの古典作品は数多い。しかし、いずれもが戦争の一部を記すのみで、その全容を語るものはない。本書は、これら古典群の記述をジグソーパズルを組み上げるように綴り合わせ、発端から終焉に至るまで、戦争の推移と折々のエピソードを網羅して、その全貌を描いた物語である

     2009年6月20日購入
     
     2009年7月2日初読

    0
    2012年11月20日
  • トロイア戦争全史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    トロイア戦争の流がわかりやすくって良いですね。これを読んでから『イリアス』『オデュッセイア』『アイネアス』『トロイア戦記』などを読んだほうがつかみやすいですね(笑)ほかの方も書いてますがヤッパリ地図があったほうがいいですね(笑)

    0
    2025年11月24日
  • トロイア戦争全史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     端的な感想は、「歴史好きにはおすすめできる面白さ。一般には薦めづらい」という所でしょうか。

     私には、文学作品や歴史作品はやはり一次文献にあたりたいという欲がありますが、やはり分量的・金銭的・そして時間的制約からなかなか難しいものです。かといって入門書のように紹介やあらすじだけだったり大枠を示しただけでは今一つ深みを感じられないという場合もあります。

     本作は広大なギリシア神話・歴史の中でトロイア戦争にフォーカスし、その過程をつづったもの。
     本来トロイア戦争の記述は、ホメロスの『イリアス』や『オデュッセイア』、ソポクレス『アイアース』、クイントゥス『トロイア戦記』など、知ってたり知らな

    0
    2021年05月16日
  • ギリシャ神話集

    Posted by ブクログ

    紀元後2世紀頃、ローマの一般大衆へギリシャの神話世界を伝えるために編まれた、277話からなる神話集。壮大なギリシャ神話の全容を網羅的に扱うためか、神話の骨子や人物の事績等がきわめて簡潔に綴られていて、作者は事典的性格を意図したものと推測される。作者のみが伝える神話要素も含み、ギリシャ神話の研究者・愛好家必読の書。本邦初訳。
    シシフォスとは?

    0
    2009年10月04日

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