作品一覧
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-1巻682円 (税込)夜は高級コールガール、昼は100円ショップのアルバイトとして生きる由佳。ジャングルのようなこの世のなかで、けものになって生きてゆく彼女に、さまざまな男たちの相手をすることが次第に変化を与えていく……。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
同じ橋の上で同級生9人で毎年1回会う約束をした10年にわたるお話。
舞台は橋の上しかでてこない。
9人の色んな視線や想いが絡まって、
大人になるにつれてみんな色々な事情を抱えだすけれど、
友達を察しながら、予想しながら、寄り添いながらも
会うのは年に一回。
中にはその年に一度に来れない人もいる。
印象的なのは、主人公の言う
「世の中には二種類の人間がいる。幸せだけで生きていける人間と、幸せだけでは生きていけない人間。 」というフレーズ。
幸せが続くと窒息しそうになって、激しいものを求める人間と、
多少つまらなくとも平凡な幸せの時間を送っていける人間。
これに自分はこっちですってはっきり -
Posted by ブクログ
ネタバレ9人の同級生が、あることをきっかけに、高校時代に通っていた橋の上で毎年1回だけ会うという設定の小説です。これが10年間続くのですが、そこには、恋愛、不倫、仕事、夢など、さまざまな思惑の揺れ動きが描かれています。
24歳から34歳までの、彼、彼女らの軌跡が、淡々と描かれていて、いま32歳の僕としては、すごく感慨深いものがありました。
社会にもまれて、変わっていく彼らの姿が、すごく等身大で良かった。でも、実際に変わっていくのは自分の見せ方なんだなーって思いました。中身は変わっていない(良い意味で)。
人はみんな歳をとるごとに仮面のようなものをかぶっていくのかもしれませんが、本当はみんな「仮面 -
Posted by ブクログ
出版社/著者からの内容紹介
生と死の境目は本当はあいまいなものかもしれない
「私は実の親に殺されたの」人気ミステリー作家、丹野は妻からの一言をきっかけに、33年前のバス事故が巻き起こした謎に巻き込まれていく。生と死の境界線を描く連作短編
内容(「BOOK」データベースより)
「私は母に殺されたの」ミステリー作家の丹野は妻・怜子から奇妙な事を言われる。死ぬ間際に育ての親が怜子に言い残したという謎の言葉の意味を探るうちに33年前のバス事故にたどりつく。触れてはいけない過去。そして最後に彼が見つけた衝撃の真実とは―!?死者を見る能力をもつ不思議な男が結ぶ4つの物語。生者と死者の憎しみとエロス