作品一覧

  • 紫式部の実像 稀代の文才を育てた王朝サロンを明かす
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    1巻1,899円 (税込)
    紫式部の生涯には不明な点が多い。なぜ漢籍、和歌や物語文学、有職故実に詳しかったのか。なぜその才能が世に知られたのか。少女時代の環境から有力者とのやり取り、没年まで、資料からその姿を浮き彫りにし、新たな紫式部像を描きだす。
  • 人がつなぐ源氏物語 藤原定家の写本からたどる物語の千年
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    1巻1,799円 (税込)
    『源氏物語』は誕生直後、奉呈本作成の一大プロジェクトが挙行、その過程で原作本は失われた。だが人々が写本を作り続けたために、物語本文は今に伝えられている。その中で、なぜ定家の「青表紙本」が決定版となったのか。物語を伝えた人々の姿を照らし出す。
  • 稲賀敬二コレクション〈1〉物語流通機構論の構想
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    1~6巻7,150~12,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国文学者、稲賀敬二(1928-2001)の仕事の全貌。斬新な『源氏物語』成立論をなし、『堤中納言』『落窪物語』『住吉物語』などの魅力的な注釈者でもあった氏の、単行本未所収の論文を集め、ジャンル別に全6巻に収めたシリーズ。豊饒にして刺激に満ちた稲賀ワールドを堪能できます。各巻には、第一線で活躍中の研究者による解説をつけました。
  • ゴードン・スミスの見た明治の日本 日露戦争と大和魂
    4.3
    1巻1,408円 (税込)
    明治期の日本に暮らしたゴードン・スミスは、戦勝祈願に石清水八幡宮を訪れる何千もの群衆に、何よりも秩序と規律を重んじて行動する日本の武士道精神を見いだす。英国人博物学者が綴った明治の貴重な記録。

ユーザーレビュー

  • ゴードン・スミスの見た明治の日本 日露戦争と大和魂

    Posted by ブクログ

    明治後半、日本に居住した英国人ゴードン・スミスが残した日記の中から日露戦争に関連した部分の紹介。
    40歳を過ぎてから大英博物館標本採集員という立場で来日し、その後何回か英国に帰るものの、最終的に62歳で亡くなるまで、妻子を本国に置いたまま日本に滞在を続けた。
    民間人ではあるが、日英同盟を締結した同盟国市民として日露戦争の推移を見守るとともに、戦争の被害者である孤児や未亡人、傷病軍人の救済に私財を投じた。
    彼が再三指摘しているが、当時の日本では徴兵された兵隊も、一般の大衆も極めて自制的で、酔っ払って騒いだり喧嘩する者がなく、常に粛々と行動していることに感心している。
    英国人の目から見た日本人の大

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    2011年01月09日
  • ゴードン・スミスの見た明治の日本 日露戦争と大和魂

    Posted by ブクログ

    かつての日本人は識字率も高く、教養があり、品があった。町だって清潔だった。文明の進化とはどういうことなのでしょうか。気にしない人はしないのだろうけれど、私は「とはいえ」「だけに」という言い回しが嫌になるほど目についた。

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    2009年10月04日
  • ゴードン・スミスの見た明治の日本 日露戦争と大和魂

    Posted by ブクログ

    明治時代、そして日露戦争(1904~1905年)前後に日本にいたイギリス人、ゴードン・スミス氏が残した日記をもとに書かれている。当時の日本の新聞記事や親しい日本人からもらったものが大切に保管されていて、当時の様子を知るうえで非常に面白かった。

    スミス氏が日本人がお祭りでも酔っ払って迷惑をかける人がおらず、節度あり礼儀正しいと評価していることが日本人としてはうれしい。そして、今の日本を思い返すと寂しい気持ちになる。当時の日本人は、そんなに礼節ある人ばかりだったのか。美化されているようにも思える。

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    2010年10月01日
  • ゴードン・スミスの見た明治の日本 日露戦争と大和魂

    Posted by ブクログ

    日露戦争時に日本に滞在していたイギリス人の見た、日本の状況。多少の誤解もあるそうです。昔の日本人って秩序正しかったのね。今ではきっと大パニックでしょう。

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    2011年10月11日

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