作品一覧

  • 廃藩置県 近代国家誕生の舞台裏
    5.0
    1巻770円 (税込)
    王政復古で成立した維新政権は、当初から藩体制を廃絶しようとしていたのか。廃藩置県はスムーズに行われたのか。「県」制度を生み、日本の西洋化のスタートとなった明治の中央集権国家誕生の瞬間に迫る。
  • 大政事家 大久保利通 近代日本の設計者
    4.0
    1巻770円 (税込)
    王政復古のクーデター、廃藩置県の断行、征韓論での西郷隆盛との確執……。劇的な明治維新期をたどりつつ、「意志の政治家」と呼ばれた、明治政府最高の政治家が体を張って描いた国家構想を捉え直す。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 明治国家と万国対峙 近代日本の形成
    -
    1巻1,870円 (税込)
    明治政府の掲げた国家目標とは何であったのか。それは、欧米諸国と向かい合い並び立つ、「万国対峙」が可能な近代国家となることであった。内実整備の実現に邁進した廃藩置県(1871年)から明治十四年の政変(81年)までの10年間は、万国対峙を目指してさまざまな道が模索された。西郷隆盛・木戸孝允・大久保利通の万国対峙策を検証しつつ、明治日本における国家構想の試行錯誤の道程を、相克の政治史として描き出す。 プロローグ 国家目標としての万国対峙 1 明治維新政府と万国対峙    万国対峙の表明    万国対峙策の提起 2 留守政府と万国対峙    岩倉使節団の派遣    近代化への急発進    改革の反動    国権拡張政策 3 万国対峙をめぐる政変    岩倉使節団の欧米体験    外征策の高揚    西郷隆盛と万国対峙    西郷隆盛の辞職    4 大久保政権の成立と内務省    内務省の創設    大久保政権への反発    台湾出兵    木戸孝允と万国対峙   5 大久保政権と万国対峙    立憲政体に向けて       内務省事業の本格化    朝鮮との国交樹立    反大久保政権運動   6 立憲制国家と万国対峙    大久保路線の修正    自由民権運動の高揚    明治一四年の政変 エピローグ その後の万国対峙

ユーザーレビュー

  • 大政事家 大久保利通 近代日本の設計者

    Posted by ブクログ



    講談社選書メチエ
    勝田政治 「 政事家 大久保利通 」



    大政奉還・王政復古を実現させて、封建制国家を破壊させ、廃藩置県・征韓論の先送り・民力養成により 中央集権国家を建設した 大久保利通の政治活動史の本。


    急進的な二項対立のどちらにつくことなく、段階的に国家建設を進めたことが 傑出した功績につながっている。島津久光、西郷隆盛、木戸孝允との決別 は 目的実現のために犠牲は厭わずという感じ


    薩長同盟でなく、薩長盟約と言っている。武力倒幕を目指す軍事同盟ではなく、薩摩藩が長州藩の政治的復権に向けて約束したものとのこと。初めて知った


    中央集権化のステップ
    1.版籍奉還(土地と人民

    0
    2023年09月16日

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