明治国家と万国対峙 近代日本の形成

明治国家と万国対峙 近代日本の形成

1,870円 (税込)

9pt

-
0件

明治政府の掲げた国家目標とは何であったのか。それは、欧米諸国と向かい合い並び立つ、「万国対峙」が可能な近代国家となることであった。内実整備の実現に邁進した廃藩置県(1871年)から明治十四年の政変(81年)までの10年間は、万国対峙を目指してさまざまな道が模索された。西郷隆盛・木戸孝允・大久保利通の万国対峙策を検証しつつ、明治日本における国家構想の試行錯誤の道程を、相克の政治史として描き出す。

プロローグ 国家目標としての万国対峙

1 明治維新政府と万国対峙
万国対峙の表明
万国対峙策の提起

2 留守政府と万国対峙
岩倉使節団の派遣
近代化への急発進
改革の反動
国権拡張政策

3 万国対峙をめぐる政変
岩倉使節団の欧米体験
外征策の高揚
西郷隆盛と万国対峙
西郷隆盛の辞職

4 大久保政権の成立と内務省
内務省の創設
大久保政権への反発
台湾出兵
木戸孝允と万国対峙

5 大久保政権と万国対峙
立憲政体に向けて
内務省事業の本格化
朝鮮との国交樹立
反大久保政権運動

6 立憲制国家と万国対峙
大久保路線の修正
自由民権運動の高揚
明治一四年の政変

エピローグ その後の万国対峙

...続きを読む

明治国家と万国対峙 近代日本の形成 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

レビューがありません。

明治国家と万国対峙 近代日本の形成 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川選書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

勝田政治 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す