作品一覧

  • 人類史のなかの定住革命
    値引きあり

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻632円 (税込)
    霊長類が長い進化史を通じて採用してきた遊動生活。不快なものには近寄らない、危険であれば逃げてゆくという基本戦略を、人類は約1万年前に放棄する。ヨーロッパ・西アジアや日本列島で、定住化・社会化はなぜ起きたのか。栽培の結果として定住生活を捉える通説はむしろ逆ではないのか。生態人類学の立場から人類史の「革命」の動機とプロセスを緻密に分析する。(講談社学術文庫)

ユーザーレビュー

  • 人類史のなかの定住革命

    Posted by ブクログ

    定住がまず先にあり、農耕は定住生活をすることから派生した生態学的な帰結の一つであるにすぎないという説をていねいに論じておられます。

    本書に使われた論文の初出はなんと1984年。万物の黎明を書いたデヴィッド・グレーバーの考えに部分的に近いところがありそうですが、グレーバーよりはるかに端的で面白く、納得感があると感じました。

    サルや類人猿を中心とした動物学、進化、植生、社会学、言語やコミュニケーションなどを横断した文理融合の展開には痺れます。

    『所有論』に本書の引用があって、巡り会えたことに感謝します。

    【メモ】
    不快なものには近寄らない、危険であれば逃げていく。この単純きわまる行動原理こ

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    2026年08月23日
  • 人類史のなかの定住革命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おそらく、分類がおかしいといわれそうだけれど。最後の言葉の意味の分類からだけでなく、どうも家族論に読めてしまう。

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    2016年12月12日
  • 人類史のなかの定住革命

    Posted by ブクログ

    #2024年に読んだ本 37冊目
    #6月に読んだ本 3冊目

    なんか…歴史な本なんだけど
    それより植物学なんかについての
    知識が付く本だった

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    2024年07月02日
  • 人類史のなかの定住革命

    Posted by ブクログ

    遊動生活こそ人間の真の生き方なのかもしれない。

    「私達の祖先は言葉より先に武器を持った」とう説は圧巻であった。
    つまり、猟をする上での棒や石が武器ともなり、しかしそれを隣人に使うのではないという説明をするための挨拶、弁明がその次に現れたとのこと。
    私たちが現在日常で使う情報伝達の手段としての言語は、そのずっと後の社会が出来上がってからというのも驚きである。

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    2017年06月24日
  • 人類史のなかの定住革命

    Posted by ブクログ

    「人類史のなかの定住革命」読。

    人類が何百万年も遊動生活していた理由の一つとして、グループ内での不和や緊張関係の解消の意味もあったという説は、なるほどと思った。
    そして定住が始まって以来、現代の人類の緊張関係は解消される兆しすらないというのも、そのとおりだと思った。

    定住が始まった理由として、気候変動などを上げているが、そのへんは頭に入らなかった。

    最後の方で「安全保障の言語」 「仕事をする言語」というものを持ち出して、
    「安全保障の言語」は天気の話や、近況報告、今度呑みに行こうなどの社交辞令でこれはどの民族も一緒で、猿が無駄に長時間毛づくろいしたりするのと同じことで、これを拒否すること

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    2019年12月04日

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