大塚勇三の作品一覧
「大塚勇三」の「スプーンおばさんのぼうけん」「スプーンおばさんのゆかいな旅」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
小さい魔女は、大きい魔女たちのお祭り「ワルプルギスの夜」に参加したくて、魔法の修行に励む。小さい魔女の相棒であるカラスのアブラクサスの助言に助けられながら、小さい魔女は、よい魔女になれるように、魔法の力を困っている人や動物のために使っていく。
小さい魔女が「よい魔女」になろうと、困っている人や動物たちを助けるために魔法を使うところに好感がもてる。でも、困らせている人には容赦ない。とはいえ、やりすぎないから安心できる。
小さい魔女の使うたくさんの魔法が楽しく、子どもはウキウキしながら読めるだろう。個人的には、思っているのと反対のことを言わせる魔法が特に楽しかった。
いちばん好きな登場人物は、小さい魔女のよき助言者、カラスのアブラクサス。いつも小さい魔女と一緒にいたがっているところが可愛い。2人の会話はいつも温かくて微笑ましいんだよなー。アブラクサスは、魔女をよい魔女になれるように導くし、どんな魔法を使えばいいか魔女に気づかせたりもする。小さい魔女が成長していけるのは、アブラクサスがいるから。
物語の後半には逆に、小さい魔女がアブラクサスを助けたり、アブラクサスには考えつかない方法で問題を解決したりする。そんなふうに、アブラクサスとの関係性の変化から魔女の成長が実感できるところもよかった。
「手はじめにしては、わるくない! どうやら、あんた、いい魔女になる素質があるようだね。」(51)
Posted by ブクログ
教育出版 3年生国語教科書紹介本
ノルウェーの児童文学。有名なお話ですが、私は1983年からNHKで放送されたアニメ番組で知っているだけで読むのは初めてです。
突然身体が小さくなったり元の大きさに戻ったりするようになってしまったおばさんの冒険ファンタジーです。スプーンおばさんは明るく楽しくしっかりもので、動物たちを口で動かすことも得意。ちょっと抜けてるところもあるが気の良いご亭主とのやり取りも面白いです。
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あるところにふつうのおばさんがいました。ある夜ふつうのおばさんと同じようにベッドに入って眠り、朝になるとふつうのおばさんと同じように目を覚ましました。
しかしそのときおばさんは、自分の体がティースプーンくらいに小さくなっていることに気が付きました!これではふつうのおばさんとはちょっと違いますね。
でもおばさんはあわてません。「なるほど。スプーンみたいに小ちゃくなったんなら、それでうまくいくようにならなきゃならないわね。」だっておばさんは、ふつうのおばさんのと同じように、やることがいっぱいあるんです。洗濯、掃除、畑仕事に行っているご亭主のお昼ご飯作り。
でもそんなのかんたん。おばさんは、家にいるネズミやネコやイヌ、台所のフライパンや洗濯だらい、そして雨や風やお日さまをうまくきょうりょくさせて、お仕事をぜんぶやったんです!
その日からおばさんは、思いもかけない時に小さくなったり、元の大きさに戻ったりするようになりました。でもなん十年もいきてきたおばさんですからね、子守りも、お菓子作りも、ご亭主のためにパイプを取り返すことも、うまくできるようになりましたよ。