うちはら香乃の作品一覧
「うちはら香乃」の「愛されすぎてこまる!」「異界譚里見八犬伝」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「うちはら香乃」の「愛されすぎてこまる!」「異界譚里見八犬伝」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
情報が大渋滞の急展開。
22年現在の最新刊。とうとう敵討ちを実行する犬山道節。8章ラストで登場した新キャラが気になっていたら、まさかの異能力戦争へ!戦場に立つ妖精みたいなお姫様や、いつも笑顔の美青年とか不穏極まりない。まさかの展開も待ち受けていて、茫然自失となりながら読み進めると、意外なところで意外な人たちが出会ったりと続きが気になって仕方ない。 この章の途中から連載方法が変わったので、続きが読めていない人はここからですよ。7章での玉梓の来襲からの流れで心配事は続いていますが、仇の扇谷を道節が単身襲撃するのは大きな見せ場の一つ。とうとう5人が出会う?実は出会った?というハラハラ回。 長い原作でも、犬士が揃うのって実は
クールな男の子は好きですか?
なんと言っても可愛らしく、親しみやすい絵柄とカラーが魅力。
5章から表紙が犬川荘助、犬山道節にチェンジ。前作4章で荘助の危機を救い、共闘した道節。大切な人を目の前で失なう経験をした二人が、それぞれの進む道への決意を固め、ある約束をします。ここまではあまり一人ひとりの内面や関係性を深く描くことはなかったのですが、5章ではかなり踏み込んだ展開でちょっとドキドキするシーンも(考えすぎ?)個人的には冒頭の幼い荘助と浜路の姿は是非見てほしい。主人公の信乃に比べ、冷静で理知的、秘めた情熱の荘助。5章は彼のクレバーな魅力が十分に発揮されていて必見、絶対ファンになるとおもいます。悪役登場からのまさかのイケメ
可愛くて読みやすい、初心者向け
江戸時代のベストセラー、当時から商業二次創作されていた人気長編小説。現在もさまざまなコンテンツで取り上げられてます。ここまでくると、オリジナルがどんな話か知らない人もいるのでは?饒舌で複雑で、江戸時代の風習や道徳がみっしり詰まった原作はちょっとハードル高め。「八犬伝ってどんな話?」という初心者におすすめです。表紙を見たら分かる通り、主人公を少年にして扮装もやや現代的。「別の日本」として室町時代あたりを考証も緩やかに、親しみやすいキャラクター造形でお話が進みます。 古典的な時代物を希望の方には向きませんが、因果応報を前面に出した人の死や暴力流血が極力抑えられ、子どもが読んでも無理なく主人公達に
南総里見八犬伝異聞
登場人物の人間関係が複雑なので、一回読んだだけでは何が何やら…。犬塚信乃と浜路が恋仲で荘助が信乃の友達。玉梓が悪の張本人で、里見家の伏姫が神となって八人の剣士ならぬ犬士を導く話の序章。公方様の刀「村雨」を返却する為、犬士兄弟を探して信乃は荘助と旅立つ。