配信予定・最新刊

作品一覧

  • なにわの源蔵事件帳1 大浪花別嬪番付(小学館文庫)
    5.0
    1~4巻627~671円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 捕物帳作品といえば、江戸時代の江戸市中を舞台にしたものが主流の中で、本作は、時代も舞台も異色中の異色として大喝采を浴び、1978年、第八十回直木賞を受賞。81年には、桂枝雀主演によりNHKでテレビドラマ化された作品。ユーモアに溢れ、痛快至極の有明ワールドが完全復刊。
  • 元禄一刀流 〈新装版〉 池波正太郎初文庫化作品集
    3.5
    1巻748円 (税込)
    浅野内匠頭の家来、堀部安兵衛と奥田孫太夫に吉良上野介の中小姓である清水一学。同じ一刀流の堀内道場に通いながら、敵味方にわかれざるをえなかった彼らを師の視点から描いた「元禄一刀流」や、新陰流の開祖、上泉伊勢守の戦国武将としての姿を描いた「上泉伊勢守」など、文庫に収録されていなかった作品7編を収録したオリジナル文庫。
  • 行列のできる時代小説 男の料理
    NEW
    -
    1巻924円 (税込)
    成り行きで新選組に入隊した菅沼鉢四郎が、料理に詳しいというだけで過激派拠点のぜんざい屋に潜入捜査する「ぜんざい屋事件」。 北政所と秀吉の側室の淀君が醍醐の花見の席で料理勝負をすることになり、料理人に選ばれた男が命がけで懐石料理をつくる「包丁奥義」。 大坂の篆刻師が版元から請われ豆腐料理の本を書く、実在の料理本の誕生秘話「夏の日の結び豆腐」。 文禄の役で朝鮮に渡り、キムチを作ることにのめり込んでしまった男の悲喜劇「辛うござる」。 行くあてもなく死のうとしていた娘に味見として葉桜茶漬けを食べさせる小料理屋の心温まる話「わかれ雪」。 時代小説の名手(男性作家)による、男性主人公の食の短編傑作集。五味五色の”男の料理”に舌鼓をうってください。
  • 必殺技の戦後史 昭和~平成ヒーロー列伝!
    -
    力道山の空手チョップ、剣豪小説の必殺剣、野球漫画の魔球、特撮物の○○光線、××キック……。当時の世相を織り込みながら、必殺技から作品を評論。懐かしく振り返って読んでもよし、きっと新たな発見がある!

ユーザーレビュー

  • なにわの源蔵事件帳2 新春初手柄(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    源蔵親方復刻本その2。とにかく小説としてもとても面白いのですが、それに加えて明治初期の頃のことが丁寧に書かれていて、そちらも面白いです。

    0
    2009年10月07日
  • なにわの源蔵事件帳1 大浪花別嬪番付(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    時代もので人情ものでもありますがコージーミステリに分類。謎解きはしっかりしているし登場人物は勝手にしゃべりだしそうなほど生き生きとしている上質の連作。明治維新直後の大阪を舞台に、ご一新で制度や服装や作法もがらりと変わったものの生きてる人間は同じなのでなかなかボタンひとつで切り替わるというようには行かず、旧幕時代の名残もありつつ、という面白い時代。旧幕時代は奉行所に仕えていた源蔵親方は現在は警察組織には属さないものの外部委託のような格好で協力をしています。その風貌から<海坊主の親方>との異名をもつ源蔵が糸口を見出すところまでは直接語りなのに、いかように謎を解き事件を解決したのかという一番いいとこ

    0
    2009年10月07日
  • 元禄一刀流 〈新装版〉 池波正太郎初文庫化作品集

    Posted by ブクログ

    冒頭を飾る「上泉伊勢守」は新陰流を創出した戦国期の剣豪・上泉伊勢守を主人公にした中編。その他、「幕末随一の剣客・男谷精一郎」「賢君の苦渋」「元禄一刀流」など七編を収録、文庫では初めて読める物語がずらり。

    0
    2023年11月22日
  • 元禄一刀流 〈新装版〉 池波正太郎初文庫化作品集

    Posted by ブクログ

    池波正太郎さんには申し訳ないけど、池波さんの曾祖母が見たという、幕末の武士同士のにらみ合いのところが、一番興味を引いた。正に、「真実は小説よりも奇なり」で、なかなか、フィクションでは描かれないものだろう。池波さん独特の、飄々とした文章で書かれていて、心地よかった。

    0
    2023年10月26日

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