作品一覧

  • 超能力者のいた夏
    3.6
    1巻649円 (税込)
    都内の高校で問題を起こし長野の私立学園に転入した高校生、高那聡。成り行きで入った山奥の寮『清流寮』で彼を待っていたのは、番長と恐れられる小柄な美少女津浦翼と、不思議な能力を持つ8人の寮生たちだった。 だがその能力とは、リモコン人間やら中途半端な幽体離脱やら、どれも役に立たないものばかり。彼ら彼女らの能力に翻弄されながらも高那は寮での新生活をはじめるが、不吉な予言は彼が重傷を負うと告げ……。 <寄る辺なき弱者が集う、イカれたこの世の果て>清流寮で繰り広げられる、笑いと涙の青春ストーリー。
  • 沢木道楽堂怪奇録 はじまりのひとり
    3.7
    1巻671円 (税込)
    ひとりは霊を見る男。名は沢木隼人、なんでも屋 『沢木道楽堂』 を営むダメ人間。もうひとりは霊に好かれる少女。名を矢都雪穂、明るさが取り柄のお節介な女子高生。ふたりの前には、今日も今日とて奇妙でおかしな出来事が……。 公衆電話からの囁き。声を聞いた少女は怪奇と出会う〈囁き〉。腹を引き裂き自殺した妊婦。彼女の身になにが起きたのか? 〈はじまりのひとり〉。脳を持たない霊はいかにして思考するのか。そもそも霊とはなんなのか? 〈霊に魂の不在を説く〉。ベルクの名曲を巡る、ふたりの奏者の物語〈ある天使たちの思い出に〉。以上四編収録。
  • 沢木道楽堂怪奇録 最後の魔女
    3.7
    1巻737円 (税込)
    ひとりは霊を見る男。名を沢木隼人、なんでも屋 『沢木道楽堂』 を営むダメ人間。もうひとりは霊に好かれる少女。名を矢都雪穂、明るさが取り柄のお節介な女子高生。ふたりの前には、今日も今日とて奇妙でおかしな出来事が……。 失踪した母。残された娘は闇を恐れていた母の運命を知る 「ほらこの夜、またあいつらが」。黒猫を預かった雪穂。想いはかつての愛猫、寅さんの元へ…… 「きみに照らされて」。13人が死に、ひとりが生き残った。生き残ったのは幼い少女、葉山有紗。だが彼女の周囲では次々と人が死んでいき…… 「最後の魔女」。以上三編収録。
  • 沢木道楽堂怪奇録 はじまりのひとり

    Posted by ブクログ

    幽霊が見える男と、幽霊に好かれる女の子のお話。
    この二人を中心に起こるちょっと怖いお話の短編集です。
    怖いといっても、怖いだけではなく、最後にはちょっとほっこりしちゃって、ちょっと涙しちゃうようなそんなお話です。

    雪穂ちゃんいい子だなー。

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    2013年10月25日
  • 沢木道楽堂怪奇録 最後の魔女

    Posted by ブクログ

    前巻は完全に短編集でした。
    今回も短編集と言えば、短編集なんですが、タイトルにもなっている『最後の魔女』、読み終わるとこのお話の印象が強すぎて、他のお話がしばらく頭に浮かびませんでした。
    と言っても、他のお話がつまんなかったのかと言われれば、そうではありません。
    2つ目に収録されている『きみに照らされて』は、動物を飼ったことがある人なら必ず涙するのではないでしょうか。私も猫を飼っていまして、ずっと死に向き合える自信がないなぁと思いながら過ごしていました。後何年一緒にいれるのだろうとかそんなことばかりを考えていたんですが、それではいけない、とお話を読んで思いました。たとえ最後の時が来ても、辛くて

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    2013年10月26日
  • 沢木道楽堂怪奇録 はじまりのひとり

    Posted by ブクログ

    幽霊が見える男と幽霊が見えてしまう少女の身の回りで起こる怪異の話。

    四つの話はどれもテーマが明確で独立しており、短編集として読み応えのある内容だった。
    副題にもなっている「はじまりのひとり」についてはまだ続きがありそうな話だったがどうなのか気になる所である。

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    2012年07月09日
  • 超能力者のいた夏

    Posted by ブクログ

     再読。
     十数名の超能力者を個性豊かに、かつ超能力を活かした活躍をさせて、1冊で終る納まりの良さ。最後の晴れやかな終り方も相まって、かなり好きな作品のひとつです。

     同著者の次回作『沢木道楽堂怪奇録』も購入済みなので、それも楽しみ。

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    2012年06月18日
  • 沢木道楽堂怪奇録 はじまりのひとり

    Posted by ブクログ

    見える人が相談にのりながら、乗り気じゃ無いけど、相手にしたり、解決したりする話。
    幽霊らしい幽霊が多く出てくる。
    怖くは無い。ただ、グロテスクな表現が多いかな。割りとサクッと読めるし、おどろおどろしい感じは無い。個人的に寧ろ爽やかな感じがする。日中で天気も良い日が多いからかな?表題作や最初の話はちょっと不気味だけど。
    解決しないままの事件があるので、次巻がどうなるか気になるところ。

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    2012年05月31日

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