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ひとりは霊を見る男。名は沢木隼人、なんでも屋 『沢木道楽堂』 を営むダメ人間。もうひとりは霊に好かれる少女。名を矢都雪穂、明るさが取り柄のお節介な女子高生。ふたりの前には、今日も今日とて奇妙でおかしな出来事が……。 公衆電話からの囁き。声を聞いた少女は怪奇と出会う〈囁き〉。腹を引き裂き自殺した妊婦。彼女の身になにが起きたのか? 〈はじまりのひとり〉。脳を持たない霊はいかにして思考するのか。そもそも霊とはなんなのか? 〈霊に魂の不在を説く〉。ベルクの名曲を巡る、ふたりの奏者の物語〈ある天使たちの思い出に〉。以上四編収録。
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年05月31日
見える人が相談にのりながら、乗り気じゃ無いけど、相手にしたり、解決したりする話。
幽霊らしい幽霊が多く出てくる。
怖くは無い。ただ、グロテスクな表現が多いかな。割りとサクッと読めるし、おどろおどろしい感じは無い。個人的に寧ろ爽やかな感じがする。日中で天気も良い日が多いからかな?表題作や最初の話はちょ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月09日
初めましての作家さん。
著者が霊に対する謎を自分の考えで作品にしてみたらしい。
確かに、そう思わせる描写が散らばっておりました。
女子高生と、さえない大人のコンビが霊絡みの事件を
解決するってスタンスじゃないところが面白かったです。
「囁き」「はじまりのひとり」「霊に魂の不在を説く」
「ある天使たち...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月14日
デビュー作がわりと気に入ったので作者買い。
あらすじも全く見ずに買ったんですが、思った以上にホラーテイストでした。
なかなかグロめの描写もあるので、苦手な人はちょっとしんどいかもしれません。
よくあるような心霊現象が、はたしてどのようにして起きているのでしょうか。
その解釈をなかなか面白い切り口で...続きを読む
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