脇田成の作品一覧
「脇田成」の「ナビゲート!日本経済」「いまどうするか日本経済」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「脇田成」の「ナビゲート!日本経済」「いまどうするか日本経済」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日本経済の現状について、「わかりやすく」「説得力」がある本は数少ないが、本書はその少ない本の一つと思えた。
経済の短期の動きの「サイクル」と長期の動きの「トレンド」。「輸出重視」と「内需重視」の視点。「労働市場」と「非正規」の取り上げ方。
どれをとってもわかりやすいし、昨今において安部政権が「賃上げ」を経済界に異例の要請をするなどの状況を踏まえると、「輸出」で「種火」に火をつけて「内需」で「所得から消費という経済の第二段階に火をつける」という本書の視点には実に説得力がある。
しかし、経済とは本当にこんなにわかりやすいものなのだろうか。
だとしたならば、「円安」で輸出を増やし、非正規な
Posted by ブクログ
短期、中期、長期の経済の3つの波を一時的な風邪、慢性病、老化と見立て、一時的な風邪と老化では治療法が異なるため、それぞれの状況に応じた適切な診断を施していこうというのが本書の趣旨。金融政策、財政政策も、日本経済の状況をみながら適時適切に処理していかなければならないということ。当たり前のことかもしれないが非常に大切な視点と感じた。これまで日本政府は円高対策として低金利政策をとり、ひたすら安売り狙いの輸出産業優先でやってきたが、過大な金融緩和はバブルを呼びバブル崩壊が齎した過剰設備は長年にわたり日本経済を苦しめることとなってしまった。景気のサイクルを超えて金利を下げっぱなしであった金融政策は、効果
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
日本経済の動き方には法則がある。
それは「体質」といってもいい特性である。
経済はどう動き、どう認識され、そして時にどう「誤診」されるのか。
それをよく知れば、地価や株価の変化を察知し、予想外のショックにも対応できる。
本書では、さまざまな経済データを用いて「病状」を読み解き、不景気の病因を「診断」し、経済学で「治療」を試みる。
大局的な視点から日本経済の過去と未来を整理する、信頼できるナビゲーター。
[ 目次 ]
第1章 景気「診断」と「治療」
第2章 「平熱」と「発熱」―経済政策のインパクト
第3章 「病状」の進行―経済の基本リズム
第4章 「モルヒネ」としての金融政策
第