作品一覧

  • 強欲資本主義を超えて 17歳からのルネサンス
    値引きあり
    3.5
    1巻499円 (税込)
    リーマン・ショックとそれに続く経済危機とは、人間の精神の荒廃が招いたものでした。 「祇園精舎」に始まる、琵琶法師が語った平家物語冒頭の一説。それはまさに覇道に走るウォール街のモンスター投資銀行の末路を示すものに、僕には聞こえます。 そして、それは、「今までの資本主義」が近い将来、その終焉のときを迎えることをも物語っています。 壇ノ浦の潮の目を前にした僕の目には、「今は壇ノ浦」のように見えました。見えるというより「確信」しました。こうした確信を持って今後の世界を考えるのか考えないかによって、人一人ひとり、企業一社一社、また国一国一国の将来が大きく異なってくると思います。 ──バンカー(銀行員)として、インベスター(投資家)として、この四半世紀を、ウォール街のただ中に生きてきた著者が、「強欲資本主義いまだ死なず」と憂えつつも、世界の随所に見られる新しい時代の芽吹きを伝える。そして、若い人たちによる、「強欲資本主義」という名の「教会」からの人間性の復興──17歳からのルネサンスを呼びかける。
  • 世界経済はこう変わる
    3.8
    1巻814円 (税込)
    猛スピードで進行する21世紀の世界恐慌。巨額の財政出動は正しいのか? 金融システムを再建することは可能か? 生き残るには何が必要か?――気鋭の論客二人による徹底対談。

ユーザーレビュー

  • 世界経済はこう変わる

    Posted by ブクログ

    一般的に、小売は売上5%以上落ちたら利益でない
    USのGDPの7割は個人消費、個人消費のほとんどが借金、自動車は9割がローン/リース
    自動車業界で売上4割下落
    設備投資は消費ピークにあわせて整備
    資本は希少であったはずだが、金融危機の発端は金余り。資本が力を持たなくなった、資本主義は終わった。資本はあるだけではだめ、効率的に使えるひとが必要。
    欧州の銀行=ユニバーサルバンク=銀証併合
    グラス・スティーガル法の撤廃と州際銀行法の改正→銀行の巨大化、それまでは、バンカメはカリフォルニア、シティはNYCの銀行だった。

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    2009年12月20日
  • 強欲資本主義を超えて 17歳からのルネサンス

    Posted by ブクログ

    思い当たる節が多くてかなり反省。
    ウォール街で実際に働いていた人の話だからこそ、説得力がある。
    (すでにこの書き方からし強欲のかけらがでてるけど)
    最近目先のことを追いかけていることが多く、もう少し先のことも見据えなくてはいけないと思った。

    0
    2010年07月11日
  • 世界経済はこう変わる

    Posted by ブクログ

    豪華なお二方の著作。時折議論の中で実現可能な未来像から乖離するところが見られる以外は、これからは本質が大事というくだりあたりは納得。主要な経済の出来事を非常に簡潔に説明されているので、経済に疎い者でも読みやすい。

    0
    2010年02月18日
  • 世界経済はこう変わる

    Posted by ブクログ

    アメリカのバンカー達は、ビジネスの規模を巨大化し、ヒト対ヒトのコミュニケーションのような(一見)非効率な情報交換を排すことにより、資本効率性の極限を目指した。それこそが金融危機の原因であるとのこと。この構造を捨て、新たなシステムを作り上げることが望まれている。

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    2018年10月14日
  • 世界経済はこう変わる

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    二〇〇九年五月、世界経済の失速が止まらない。
    金融システムの崩壊、実質経済の収縮、基軸通貨存続の危機、理念のない巨額の財政支出-。
    今、何が本当に起こっているのか?
    何が失われようとしているのか?
    我々が将来のために、今、やるべきこととは?
    希望はどこに見出されるのか?
    ウォール街を知り尽くす銀行家と、新進気鋭の「行動派」経済学者が、金融恐慌の果てに、本当にあるべき社会と経済、国家の形について語り合う。

    [ 目次 ]
    1 最悪のシナリオは実現するのか?(1930年代の世界恐慌よりもひどい状況 借金ができないから消費もできない ほか)
    2 借金依存経済に終止符を(財政刺激策はやっ

    0
    2011年04月09日

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