草凪優の作品一覧
「草凪優」の「愛でも恋でもない、ただ狂おしいほどの絶頂」「あやまちは夜にしか起こらないから(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「草凪優」の「愛でも恋でもない、ただ狂おしいほどの絶頂」「あやまちは夜にしか起こらないから(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
『どうしようもない恋の唄 』や『住まいは姫から』など主に成人向け作品を手がける。
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Posted by ブクログ
印象に残ったのは、「生きる気力を失った人間の行き先」がリアルに描かれていたことです。
自死を選ぶ人も、社会への制裁を選ぶ人も、根っこにあるのは同じ「生きる気力の喪失」なんだろうと思いました。
そして、3人の登場人物(頂き女子被害者)のように、社会への制裁として犯罪に走る行為が、自分とはそう遠いものではないと思わされたのも大きな気づきでした。
なぜなら、私自身にも「復讐したい」という無意識の気持ちがあると思うからです。
特に「男をやっつけたい」という感情は、仕事やプライベートの中でも顔を出すことがあります。
頂き女子の、性的な魅力、気の強さも印象的でした。
頂き女子に騙された登場人物が
見た目は美人でグラマーで知性とユニークな自我を持った高嶺の花の女が、実は育ちや野暮ったい美的センスにコンプレックスを持っている。それを読者に徐々に明らかにしていく過程に引き込まれました。とても満足です。
これはおもい
一人の女性の生き方としてとても考えさせられる重い展開。バブル期からの満たされない心をどうやって満たすのか?わからなくなりました。作者の新しい境地かと思います。
Posted by ブクログ
官能小説ですが文章は上手いし人間をリアルに描写できているため、性的満足を得たいだけの読者以外にも興味を持って読めるのではないでしょうか。
私はこの作家のファンなのですが、大きな理由は視点が主人公の男性で固定されている所です。多くの官能小説では、男性の心理描写と女性の心理描写が交互しますが、なぜヤラれる側の女の心理に共感しなくちゃならないんだって興ざめします。また官能小説に登場する女の心理や性衝動には心理描写という形で明文化してはならない謎の部分があるべきで、それを解明すべく想像を巡らす作業が読者の感情没入をより深くするんじゃないかと思います。もちろんそのためには男からみた女の言動や表情等の描写