小板橋太郎の作品一覧

「小板橋太郎」の「異端児たちの決断」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 異端児たちの決断 日立製作所 川村改革の2000日
    3.5
    1巻1,650円 (税込)
    2009年3月期に、国内の製造業史上最大となる7873億円の最終赤字を計上した日立製作所。 そんな崖っぷちの総合メーカーをV字回復に導いたのは、本流から外れた“デッドヘッド(員数外)” の男たちだった――。 本流から外れた人々が沈みゆく巨艦の舵を取ることになったのはなぜか。 そして、なぜ誰もが成し遂げられなかった経営改革を実現することができたのか――。 その謎に、日経新聞産業部記者として長年、日立製作所や日本の製造業を見てきた著者が迫りました。 日立製作所を舞台とした経営改革の奇跡。

ユーザーレビュー

  • 異端児たちの決断 日立製作所 川村改革の2000日

    Posted by ブクログ

    「社会イノベーション」と言ってはみたものの、形がなければ社員はついてこない。送球にそのプロトタイプを作ってみせる必要がある。

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    2015年09月12日
  • 異端児たちの決断 日立製作所 川村改革の2000日

    Posted by ブクログ

    救世主・川村氏の使命感と潔さに感服
     崖っぷちに追い込まれた巨艦「日立製作所」の経営を託された川村氏の、悲壮さを封印した悠揚迫らぬ使命感が魅力的。正式就任2週間前の「6人組」初会合で「とにかく時間がないから百日プランで行こう。それまでになんらかの結果を出そう。」と目標を定め、現にそれを成し遂げるのはドラマ以上にドラマティックなのに、市場がそれを評価しなかったところに経済の難しさを感じさせる。
     日立再生の処方箋は、課題も対策も過去に検討済だったようだが、それだけに、やるべきことをきっちりやることの困難さが際立つ。少人数による決断、決然とした実行、適材適所の人事、過去の反省と率直な対話など、どれ

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    2015年03月31日
  • 異端児たちの決断 日立製作所 川村改革の2000日

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    パナソニックもそうですが、日本の電機メーカーの底力を見たと思いました。世界のインフラ市場で海外の重電メーカーとどう渡り合って行くのか、今後の動向にも注目しています。

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    2014年09月21日
  • 異端児たちの決断 日立製作所 川村改革の2000日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2009年3月に国内製造業史上最大となる7873億円の赤字を計上した日立製作所。
    一部上場関連会社の完全子会社化、事業の選択と集中、持ち株会社への移行、グローバル化・・・。
    決断が遅く、保守的だと思っていた日立が、次々と戦略を仕掛け、苦しみながらも社会イノベーションを軸としたグローバル企業に変貌していく姿は読み応えがあった。

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    2014年09月15日
  • 異端児たちの決断 日立製作所 川村改革の2000日

    Posted by ブクログ

    苦闘する日立を変革したのは、子会社から呼び戻された69歳の人材(川村元副社長)を中心とした異端児たち(出世レースから遅れた人材)のチーム、という事に、驚きがあります。川村元副社長を呼び戻した庄山会長への取材もあれば、と思いつつ読んでおります。日立は、本当に人材が豊富な会社だったようです。その人材が危機の時に立ち上がり、というお話ですが、出来る事なら、苦境を迎える前に、社内の優秀な人材達の大活躍を期待したかった、というのは無いモノねだりでしょか。現在も苦闘する東芝の物語との違い等を横目に、読み進めております。

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    2022年06月18日

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