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2009年3月期に、国内の製造業史上最大となる7873億円の最終赤字を計上した日立製作所。
そんな崖っぷちの総合メーカーをV字回復に導いたのは、本流から外れた“デッドヘッド(員数外)” の男たちだった――。
本流から外れた人々が沈みゆく巨艦の舵を取ることになったのはなぜか。
そして、なぜ誰もが成し遂げられなかった経営改革を実現することができたのか――。
その謎に、日経新聞産業部記者として長年、日立製作所や日本の製造業を見てきた著者が迫りました。
日立製作所を舞台とした経営改革の奇跡。
Posted by ブクログ 2015年03月31日
救世主・川村氏の使命感と潔さに感服
崖っぷちに追い込まれた巨艦「日立製作所」の経営を託された川村氏の、悲壮さを封印した悠揚迫らぬ使命感が魅力的。正式就任2週間前の「6人組」初会合で「とにかく時間がないから百日プランで行こう。それまでになんらかの結果を出そう。」と目標を定め、現にそれを成し遂げるのは...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月18日
苦闘する日立を変革したのは、子会社から呼び戻された69歳の人材(川村元副社長)を中心とした異端児たち(出世レースから遅れた人材)のチーム、という事に、驚きがあります。川村元副社長を呼び戻した庄山会長への取材もあれば、と思いつつ読んでおります。日立は、本当に人材が豊富な会社だったようです。その人材が危...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月04日
・「君子の交わりは淡きこと水の如し、小人の交わりは甘きこと醴(れい)の如し」『壮士』の一篇。醴とは甘酒のこと
・「勉強をする」つまり、日々研鑽を重ねることの真の目的は、人生の岐路に立った時に、我が行くべき道を選ぶ決断力を養うことにある
・子会社を本体の中に取り込むことで意思決定が早まったり、重複して...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月14日
日立の復活劇が記された一冊。グローバル化を展開する重要性がよくわかります。
二千日にわたる日々の再建物語が私たちに伝えてくれることは、「異端」の人々が、これまでの経験則に囚われない手法で日立の改造を成し遂げたという事実だ。そして、その経験を元に、偶然ではなく人為的に異端を取り入れることで、成功を将...続きを読む
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