野上元の作品一覧
「野上元」の「浮遊する「記憶」」「私たちの戦争社会学入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「野上元」の「浮遊する「記憶」」「私たちの戦争社会学入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
無関心、思考放棄としての「わからない」(DK)から、前提知識を知った上で/問い自体の難しさを理解した上での「わからない」に向けて、軍事・戦争・暴力にかかる歴史的・社会的なリテラシーを高めていくことを目指した一冊。入門書とはいえ、社会システムの中の/社会システムを作った戦争と軍事を考える視野の広さはほんとうに勉強になった。とくに、総志願制をとった日本の自衛隊が、現代軍隊の特質を先取的に制度化・内面化しているという指摘には成る程、と思わされた。
古代から中世のヨーロッパを出発点に戦争の歴史をたどり直し、テクノロジ-の変革が戦争のあり方をどのように変え、よってもって社会をどう再編成してきたの
Posted by ブクログ
戦争はもちろん反対である。起こらないほうがいいし起こるべきではない
それでも今なお戦争は起こる。その原因も形も歴史ごとに変わっている。そもそも戦争というものには宣戦布告をするという決まりがあり、それを守らずに開始したものもある。日本もやったことだ
また諸外国と日本の事情を比べながら、日本独特の国民の思想やその原因となる社会背景などを紐解いていく
戦争は起こらないほうがいい。じゃあ戦争ではなく平和なときの軍事はどうしていけばよいか。ただイデオロギーに引っ張られるだけではなく、今まで日本が戦前から戦後、現在までどのように戦争に向かい、戦争をし、戦争を終えて今に至るかを知り、いかに"わから