浮遊する「記憶」

浮遊する「記憶」

1,760円 (税込)

8pt

4.0

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個人的なものでありながら、社会を結合させ分断させる記憶。その記憶をめぐる言説空間には何が立ち上がってくるのだろうか。記憶をめぐる問題群を多様な視点から検証し、私たちを揺さぶり、私たちに揺さぶられる記憶の政治性を照らし出す論考集。

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浮遊する「記憶」 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年01月08日

    絵本、銅像、空間、歴史、物語などから「共同体」の記憶という問題を浮かび上がらせる論考集。
    野上元の「「戦争の記憶」の現在」と阿部安成の「記憶から歴史へ/歴史から記憶へ」は、自分のテーマとからめて考えることもできて、おもしろかった。
    村落共同体の中で、戦争の記憶を語らせたり、口ごもらせたりする「力」の...続きを読む

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