作品一覧

  • 格差と貧困のないデンマーク 世界一幸福な国の人づくり
    4.1
    1巻789円 (税込)
    「一億総中流」と呼ばれた時代は、遠い昔――。世界的な「経済大国」のはずの日本がいまや、格差社会、貧困率の上昇、高い自殺率、少子高齢化、消費税の増税など、若者が将来に不安を感じる問題で溢れている。一体、解決策はどこにあるのか?ここで海外に目を向ければ、実はそのヒントが「国民の幸福度ランキング」世界第1位を獲得した北欧の「福祉先進国」デンマークにあった!本書では、「みな中流のデンマーク」「子供は国の資源」「職業別専門学校で実力を磨く」「すべての子供が入園できる」「高卒は国家試験を受かったエリート」「大学生は自立しているのが当たり前」「理想の核家族社会」など、高福祉を支えるデンマーク教育と社会システムの特徴的な事例を紹介。14歳で真剣に自分の職業と進路を考えるなど、単なる学歴ではなく、子供たちに実社会で生きる技術と誇り、そして「強者が弱者を助ける」という気持ちを身につけさせる国民教育を問う。

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  • 世界一幸福な国デンマークの暮らし方
    3.7
    1巻789円 (税込)
    『マッチ売りの少女』にあるような厳寒、貧困の国であったデンマークは、戦後の社会福祉国家としての制度改革によって、いまや「国民の幸福度ランキング」で世界第一位の生活大国となった。世界でいちばん幸せな生き方とはどういうものなのか? デンマークにあって日本にないものとは何か? デンマーク人の心に二百年間宿りつづけたアンデルセン童話を手がかりに、自由、自律、責任、貧困、政治、教育、社会、福祉などの問題について再考する。

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ユーザーレビュー

  • 格差と貧困のないデンマーク 世界一幸福な国の人づくり

    Posted by ブクログ

    デンマークがなぜ、幸福度ランキングで上位にいるのか
    その理由がデンマーク人の生き方や価値観、それを育んでいる教育を知って、「なるほど!」となった。

    デンマークと日本における、最も大きな差というのは、「人は人、自分は自分、だけどみんなで幸せになろうよ」という考え方が根付いていることだと思った。そして、その考え方は、競争や強制、慣習に捉われ格差や劣等感を生み出す日本の社会システムと比べると、誰もが生きたいように生きられる環境を生み、デンマーク人の幸せを支えていると思った。
    日本人は人の真似や与えられたことはしっかりやることは得意だけど、環境や周りの人の同調圧力のせいで「自分らしい人生」を生きるこ

    0
    2019年12月27日
  • 世界一幸福な国デンマークの暮らし方

    Posted by ブクログ

    デンマークでできて日本でできていないこと、社会の相互保障と著者は説明する。アンデルセン、「はだかの王様」の国、首都はコペンハーゲンで投票率が90%らしい。

    0
    2011年12月19日
  • 世界一幸福な国デンマークの暮らし方

    Posted by ブクログ

    次世代の日本を良くするにはどうしたらいいか、という一心で書かれた本。デンマークの社会福祉を通して、日本の現状がよくわかります。

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    2011年07月24日
  • 格差と貧困のないデンマーク 世界一幸福な国の人づくり

    Posted by ブクログ

    日本の教師は「静かに!」デンマークの教師は「聞こうね」
    一例ですが生徒に対する教師のスタンスの違いと義務教育の考え方、制度の違いは非常に面白い。
    デンマークの教育は確かにいいんですが一方で日本の教育が悪ではなく、日本の教育の強みはどこでそれを活かす政策って何か?を考えさせられる。

    0
    2011年03月06日
  • 世界一幸福な国デンマークの暮らし方

    Posted by ブクログ

     社会福祉を学び、その後主観的幸福感の研究をしている身としては読んでみたくなった新書。
     World Values Surveyや他の調査でも幸福度ランキング1位に君臨する福祉国家デンマークの生活を、アンデルセン童話にこめられた哲学とともに紹介する。

    0
    2009年10月04日

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