石見徹の作品一覧
「石見徹」の「世界経済史―覇権国と経済体制」「「幸福な日本」の経済学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「石見徹」の「世界経済史―覇権国と経済体制」「「幸福な日本」の経済学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
山川出版から出ているように、世界恐慌-第二次世界大戦前の約10年程度の期間、英米仏、枢軸国のブロック化とその背景、データと分析を示したもの。
貿易と通貨のブロックは重複はあるが必ずしも同じではなく特に金ホンイツ性を保ち続けたブロック(ベルギーフランスオランダスイス)は通貨のみのブロックで貿易面の取り決めはなかったので貿易の促進は見られず。
世界恐慌の対応としてブロック化が進んだが、枢軸国側はイデオロギー的な側面も強く、ドイツはアウタルキー(自給自足)と東方での生存圏獲という目的があり、大東亜共栄圏は満蒙が日本の生命線という意識でさらに南方へエネルギーを確保しに行った(がそれを補う補給路の確保が
Posted by ブクログ
日本経済は戦後の復興期のあと、高い経済成長を享受してきた。1970年代前半の2度にわたるオイルショックにより、成長率は減速したが、それでも先進諸国の間では、オイルショックをうまく乗り切ることが出来、安定成長期に入った。1970-1980年代の日本は世界の中でも経済パフォーマンスが高く、「ジャパンアズナンバーワン」という本がアメリカで発行される等、その高パフォーマンスの理由に諸外国は注目していたのだ。
ところが、1990年代はじめのバブル崩壊後の日本経済は、一気にパフォーマンスを悪化させた。当初は、バブル期の不良債権の処理が長引いたことなどによる、それでも、一時的な不振と考えられていたが、その不