植田樹の作品一覧
「植田樹」の「最後のロシア皇帝」「ロシア民族精神の深淵」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「植田樹」の「最後のロシア皇帝」「ロシア民族精神の深淵」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
この本を読んでかなりびっくりしたことは、ロシア革命(というよりはロマノフ王朝滅亡)のまさにその時に、ニコライ二世は一番の当事者であるにも関わらず首都にはいなかったという事実と、醜聞まみれのラスプーチンは実は第一次大戦へのロシア参戦に大反対し、革命運動激化を考慮して農民層の減税などを皇帝に進言するような一面をも持った人物だったということでした。
ま、逆説的に言えば、それだけロシアの政治に口を出していた人物だったとも言えるわけだけど、少なくともニコライ二世はその進言に動かされたことはなかったようだし、だからと言ってラスプーチンが何かをしたということもなさそうだし、要するに KiKi が手前勝