凄腕の女性記者が殺された。
容疑者は、同じ司法クラブの男性記者。しかし、彼は黙秘を貫き、捜査は難航する。
同じ頃、地検特捜部は、内部の腐敗が深刻化していた。そして、以前、容疑者が検察官に接触していたことが明らかになる。
検察の暴走を止めるため、そして己の「正義」のため、検察官が動き出す。
完全密室の謎を解けるのか?
このままでは、無実の記者が冤罪で罪を受けてしまう...
絶対、第三者が知り得ない暗証番号を、どう知り得たのか、最後にやっと分かりました。
作者は、元地検特捜部にいたこともあるとか。
細部の表現なども、頷けます。