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Posted by ブクログ 2018年07月29日
凄腕の女性記者が殺された。
容疑者は、同じ司法クラブの男性記者。しかし、彼は黙秘を貫き、捜査は難航する。
同じ頃、地検特捜部は、内部の腐敗が深刻化していた。そして、以前、容疑者が検察官に接触していたことが明らかになる。
検察の暴走を止めるため、そして己の「正義」のため、検察官が動き出す。
完全...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月08日
wowowのドラマの原作ということを知り購入。また、著者が元東京地検特捜部の郷原信郎氏と知り驚く。
昨今の刑事ドラマなどで警察の内側って目にしているけど、検察の内部ってよく分からなかったのでその辺りがとても興味深く読めた。
あとは、ちょっと前に「大阪地検の証拠改ざん事件」ってあって冤罪をつくりだし...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月15日
登場人物が多過ぎることと、検察組織など様々なことの説明が多くてこの作品に慣れるまで少し手間取りました。が、冒頭の殺人事件と一見無関係そうな贈収賄の二つの事件が時間を前後しながら絡みあい、一つに結びついてゆくのは面白かったです。特に最後の章のまとめ方がとても印象的でした。初めての作品だそうですが、中々...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月11日
司法記者と言うタイトルだが、主役は特捜部。
最強の捜査機関と言われる特捜部に赴任した、若き検事の葛藤があまりにも人間臭くて、どんどん読み進んでしまう。
唐突な事件から幕があき、二つの時間軸が徐々に合わさって行く。
最強の捜査機関と言うものを作り上げるのはマスコミかも知れないが、それをもてはやす...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月26日
題名は「司法記者」となっているが、解説にも書いてあるように、これは小説に幅を持たせるため、小説技法上であり、主題は、特捜検察であり、組織の病理を暴き出した作品といえる。
大阪地検特捜部の証拠改竄事件を経験した今では、この小説は恰もドキュメントの相を帯びてくる。
特捜検察を暴走させてしまうのは、最終的...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月16日
検察組織の腐敗構造、そこで働く人の葛藤はとてもリアリティがある作品。民家企業勤務だけど、気持ちわかるわぁ‥と(T ^ T)
その一方で、ミステリーとしては、ちょっと都合良く話が進み過ぎたり、リアリティがない感じで、なんともアンバランスな作品でした。が、そこが、精一杯、伝えた事があるんだーって感じで、...続きを読む
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